ゼンハイザー、「MKE 400-II」シリーズ発売。ビデオグラファーやモバイルジャーナリスト向けオンカメラマイク登場

ゼンハイザージャパンは、クリエーターやビデオグラファー、モバイルジャーナリストが動画の音質を向上させるオンカメラマイク「MKE 400-II」とスマートホンクランプおよびミニ三脚を付属した「MKE 400-II Mobile Kit」を2022年1月27日より発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格とラインナップは以下の通り。

  • MKE 400-II:税込28,600円
  • MKE 400-II MOBILE KIT:税込34,100円

MKE 400-IIは、コンパクトで指向性の強いオンカメラショットガンマイクロホンで、動画の音質を向上させるために設計したという。指向性は、音響干渉管によって実現されており、カメラが向いている方向からのピックアップを確保し、クリアな音質を実現する。

ショックマウントカプセルを採用し、ハンドリングノイズを最小限に抑制。MKE 400-IIはウインドプロテクション(風防)とショックマウント(衝撃吸収)を内蔵し、高品質の録音を実現するため機能をさらに充実させている。ウインドプロテクションはハウジング内部にメッシュレイヤーを一層設けることにより、本体だけでノイズ対策を可能としている。

付属のウインドシールドを装着すると、より高い防風効果を得ることが可能。また、ローカットフィルターを搭載しているので、エアコンの音や風切り音など、気になる低音域を軽減することができる。

MKE 400-IIにはローカットフィルターと3段階の感度スイッチが装備されており、撮影時に遭遇するダイナミクスに対応。サウンドを微調整できるだけでなく、ヘッドフォンモニタリング出力と8段階のデジタルボリュームコントロールも内蔵されている。3.5mmジャックのヘッドフォンをMKE 400-IIに直接接続することで、撮影中にレベルやオーディオパフォーマンスを簡単に確認することが可能。

MKE 400-IIは、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラに接続すると、カメラと一緒に自動的に電源のオン/オフが行われる(要プラグインパワー)。カメラが起動すると同時にマイクの準備が整い、撮影していないときの省エネにも役立つという。電源検出機能は、多くのスマートフォンモデルにも対応しており、MKE 400-IIを取り外すと自動的に電源が切れる。また、手動の電源ボタンも用意されており、誤操作を防ぐためのオフディレイ機能(電源オフ時)も備えている。

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