白浜空港ビールは「フライ・ザ・エール」 公募で名称決定

名前が決まったことを紹介する「インスタグラム」の投稿から

 和歌山県白浜町の南紀白浜空港で育てたホップを使って作るビールの名前が「Fly the yell(フライ・ザ・エール)」に決まった。空港を運営する南紀白浜エアポートや緑化事業を手掛ける「東邦レオ」(大阪市)などが、応募で集まった53件の中から選んだ。

 名付け親は東京都町田市、主婦京條栄利子さん(50)。空を飛ぶ(フライ=FLY)飛行機や、応援の「エール(YELL)」とビールの種類である「エール(ALE)」を引っ掛けて考えた。選考では「語感が良く、元気が出る名前」と評価した。

 会員制交流サイト(SNS)で名前の募集を知ったという京條さんは取材に「実際にビールが完成したら、ぜひ飲んでみたい」と話した。

 ビールは2月から町内の「ナギサビール」で醸造し、3月に披露会を開く予定。

 エアポート社などは1月10日、ラベルのデザインの募集を始めた。受け付けは31日まで。詳細はSNS「インスタグラム」に設けたアカウント「白浜ホッププロジェクト」で知らせている。

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