箱根登山鉄道と箱根ロープウェイが合併 コロナで乗客急減、経営基盤強化へ

箱根登山鉄道(左)と箱根ロープウェイ

 小田急箱根ホールディングス(HD)傘下の箱根登山鉄道(小田原市、抱山洋之社長)と箱根ロープウェイ(同市、飯田直保志社長)は4月1日付で合併する。

 新型コロナウイルス禍により乗降客数が急減し、厳しい経営状況が続くことから経営基盤の強化を図る。

 登山鉄道を存続会社として合併後も同社の社名を使用する。合併により業務の効率化や人員のスリム化を推進し、連携を深め、経営資源の集中を図ることで強固な経営体制を目指す。

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