BAIコミュニケーションズがマベニアと提携し、サンダーランドのスマートシティープロジェクトを実現

マベニアのオープンRANとパケットコアで5Gネットワークを支える

英レディング & ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- あらゆるクラウドで動作して世界の接続方法を変革するクラウドネイティブソフトウエアでネットワークの未来を築くネットワークソフトウエアプロバイダーのマベニアは本日、世界的な通信インフラストラクチャープロバイダーのBAIコミュニケーションズ(BAI)がマベニアのMAVedgeソリューション を活用して、英国北部(UK)のサンダーランド市評議会向けにスマートシティープロジェクトを立ち上げると発表しました。

BAIコミュニケーションズは、製造、物流、教育、ソーシャルケアなどのセクター向けの変革的なデジタルサービスの採用を加速させるために、5Gを中心に据えた新しいネットワークを構築していきます。当初の目標は市内中心部での5Gプライベートネットワークの展開であり、それが進化してニュートラルホストネットワークになっていく可能性があります。

ニュートラルホストモデルは、スマートシティーイニシアチブにカバーと接続性を提供します。これにより、地方自治体や関係官庁はスマートサービスを提供し、実行性と費用効果の高い方法で多数のスマートコミュニティーアプリケーションを実行することが可能になります。

マベニアの最先端ソリューションであるオープンvRANと5Gパケットコアで構成されるMAVedgeは、このスマートシティープロジェクトの次世代デジタルトランスフォーメーションを推進し、サンダーランドの地元コミュニティーに高度な5Gモバイル 接続を提供します。MAVedgeによって、安全なプライベートネットワークをエッジで分散し、アプリケーションとデバイスのデジタルマーケットプレイスを支えることで、企業と業界のさまざまなユースケースのために効率的な環境を生み出すことができます。

5GオープンvRANおよび5Gパケットコアは、クラウドネイティブの仮想化技術を使用して設計されており、オープンスタンダードのインターフェースを備えた完全にスケーラブルな仮想化ネットワークアーキテクチャーを提供します。オープンRANプラットフォームは、さまざまなベンダーの無線ユニットを展開できる可能性をBAIコミュニケーションズに提供します。このソリューションは、費用対効果、柔軟性、敏捷性を提供する民生既製品(COTS)ハードウエアで動作するソフトウエアを使用しながら、多種多様なユースケースのベースラインとして1つのアーキテクチャーを提供します。

新しいネットワークは、以下のようなサンダーランドの各種セクター内で変革を加速させます。

  • スマートホーム:ヘルスケアとソーシャルケアのニーズに対応し、センサーやその他のIoTデバイスなどの支援技術へのアクセスを提供しながら、自宅で生活を送っている脆弱な個人を支援します。
  • デジタルスキルと教育:地方自治体の小学校と中学校を対象に、オンラインおよびリモートの強化型接続と遠隔教育を提供します。
  • 製造およびインダストリー4.0:自動運転車や自律型重量物運搬車などのアプリケーションを含む、自動車産業サプライチェーンの敏捷性を向上させます。

BAIコミュニケーションズのグループ最高技術責任者のブレンダン・オライリーは、次のように述べています。「オープンRANは、オープン・インターフェースに基づく費用効果の高いソリューションであり、非常に敏捷かつ柔軟に展開できます。クラウドネイティブの仮想化ソリューションの技術イノベーター企業でオープンRANイニシアチブと5Gコアのリーダーのマベニアと仕事ができることをうれしく思います。私たちが信頼を置いている技術が、人々、コミュニティー、企業を結び付けながら英国で最も先進的なスマートシティーの1つになるというサンダーランドの野心的な目標を加速させることになるでしょう。」

マベニア最高マーケティング責任者のステファノ・カンタレッリは、次のように述べています。「BAIコミュニケーションズは、この権威あるサンダーランドのスマートシティープロジェクトに理想的なパートナーです。私たちが一体となることで、さまざまなセクター横断的なユースケースで必要とされる柔軟性を提供する新しいRANドメインとパケットコアドメインを構築することが可能になります。オープンvRANとクラウドネイティブなパケットコアを備えているマベニアの仮想化ソリューションは、技術として完璧な選択肢です。目標としているのは、運用を自動化し、ニュートラルホスティングアーキテクチャーの拡張性の柔軟性を高めつつ、企業ユーザーやビジネスユーザーのみならず、より広いコミュニティーにもメリットをもたらすことです。」

BAIコミュニケーションズUKでソリューションおよびイノベーション担当ディレクターを務めるアンドリュー・コンウェイ氏は、次のように述べています。「当社はサンダーランド市のためにデジタルの新しい基礎構造を構築しているところであり、同市のデジタルやビジネスの起業家がそれを土台にして、住民、企業、訪問者にメリットがある新しいデジタルサービスのポートフォリオを構築することができます。」

サンダーランド市評議会のスマートシティー担当アシスタントディレクターのリズ・セントルイス氏は、次のように述べています。「私たちは以前から、人々をつなぎ、サンダーランドをデジタルでのフロントランナーとして位置付ける機会を実現する技術の重要性を認識してきました。BAIコミュニケーションズとマベニアの今回の新しいパートナーシップは、革新を実現し、当市を先導するスマートシティーの未来を形成する完全にスケーラブルなネットワークアーキテクチャーを提供します。」

「私たちは共に、サンダーランドの住民、企業、訪問者のメリットになるように、技術の力とデジタルトランスフォーメーションを利用しているのです。この新しいネットワークは、コミュニティーアプリケーション、デジタルスキルアップの機会、市内の高度製造クラスター向けの効率化活動といったスマートなサービスの登場を加速させていきます。」

マベニアについて:

マベニアは、あらゆるクラウドで動作するソフトウエアベースの自動化された単一ネットワークというビジョンに力点を置きながら、ネットワークの未来を築き、先進的技術を先駆的に切り開いています。エンドツーエンドのクラウドネイティブなネットワークソフトウエアを提供する業界唯一の企業として、マベニアは世界の接続方法を変革することに傾注しており、120カ国以上で世界の加入者の50%以上にサービスを提供する250社超の通信サービスプロバイダーのために、ソフトウエアネットワークの変革を推進しています。www.mavenir.com

BAIコミュニケーションズについて:

BAIコミュニケーションズは、お客さまがサービスを向上させ、ネットワークを加速させ、できる範囲で最も効率的で費用効果の高い方法で到達力を拡大できるようにする先駆的なソリューションである共有型通信インフラストラクチャーの世界的リーダーです。長きにわたりネットワークの進歩の最前線に立ってきたBAIは、ファイバーを活用し、4G/LTEからの移行の先陣を切り、5Gを加速し、6G以降への準備を進めています。私たちは、当面の将来だけでなく長期的なパートナーシップに存在する可能性にも焦点を当てながら、お客さまの通信に関するビジョンを実現するために、MNO、政府、交通機関、企業、放送局、施設のお客さまと緊密に協力しています。当社は、BAIグループ企業のMobilitieおよび過半数所有子会社のトランジット・ワイヤレスを通じて、グローバルな事業をオーストラリア、カナダ、香港、英国、米国で展開しています。すべてを合わせて、当社はすべての人のために、よりスマートなコミュニティーを創造しています。https://www.baicommunications.com

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