音楽ユニットとコラボ 「灯」純米吟醸生原酒、数量限定で発売 よしかわ杜氏の郷

 県内を中心に活動する音楽グループの「ひなた」と「Rafvery(ラフベリー)」が吉川観光協会と協力して造った、日本酒「灯(ともしび)」の純米吟醸生原酒が発売された。製造元のよしかわ杜氏の郷(吉川区)などで購入できる。

 2組はこれまで、同区で頻繁にライブ出演し、それを縁に酒造りが企画された。昨年5月に酒米「五百万石」の田植え、11月に仕込みの第1段階である洗米を体験し、同社が作業を引き継いでいた。

 酒は2組のユニット名である「トモシビ」から命名された。ラベルはユニットのイメージカラーのオレンジを使用し、ラベルの挿絵は「ひなた」のぴろんさんが担当した。

 同社の杜氏(とうじ)によると、ほのかなコメの香りが漂い、飲みやすいという。吉川観光協会の内藤潔事務局長(74)は試飲し、「これは酒飲みが好む酒。ぐいぐい飲める」と太鼓判を押す。

 価格は720ミリリットル入りで税込み1800円。数量限定で同社の他、スカイトピア遊ランド、ゆったりの郷で販売している。15日には2組が訪れ、酒のお披露目会も行われる予定。

 商品の問い合わせは同社(電025・548・2331)へ。

仕込みの様子(令和3年11月19日)

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