【火の粉に強くてあったか〜い】オレゴニアンキャンパーの「難燃コンパクトチェアカバー」が新しくなったので使ってみた!

こんにちは、みーこパパです。焚き火の近くにキャンプ用チェアを置いて、炎との対話を楽しむ。これが楽しみでキャンプをしている方も多いのではないでしょうか。しかし、焚き火の火の粉でチェアに穴が開いてしまうのもよくあることでして、これを防ぐには火の粉に強い難燃性のカバーがあると安心です。今回は、オレゴニアンキャンパーの難燃チェアカバーをご紹介します!

オレゴニアンキャンパーとは?

公式HPより画像参照:http://www.oregonian.jp/

アメリカ西海岸発祥の「Oregonian Outfitters(オレゴニアンアウトフィッターズ)」というブランドがありまして、その中でもキャンピングギアに特化したブランドが「Oregonian Camper(オレゴニアンキャンパー)」です。

日本でもグランドシート、ポップアップ式のゴミ箱、収納ケースやバッグなどが人気でして、筆者も多数愛用しており、敬意をこめて「オレゴニアンキャンパー先輩」と呼んでいます。

ミリタリーテイストのカラーリングに少しのポップさを味付けしたデザインで、これらが比較的リーズナブルな価格設定で販売されているのが人気の理由と考えます。

オレゴニアンキャンパーの大人気難燃チェアカバーが2021秋冬アップデート

難燃チェアカバー2種が2021秋冬に新登場

オレゴニアンキャンパー公式HPより画像参照:http://www.oregonian.jp/

2021年秋冬モデルの新作として、燃えないマイヤー毛布素材を使ったチェアカバーが登場しました。ハイバックのチェアなどに汎用的に使える「ファイヤープルーフチェアカバー」と、ヘリノックスのチェアワンにフィットする「ファイヤープルーフコンパクトチェアカバー」の2種類のサイズとなります。

オレゴニアンキャンパー「難燃コンパクトチェアカバー」とは

筆者撮影

今回詳しくご紹介するのは難燃コンパクトチェアカバー。ヘリノックスチェアワンサイズのカバーになります。ヘリノックスは高価ですから、もし燃えたら泣いてしまいますよね。

難燃コンパクトチェアカバーは、燃えないマイヤー毛布素材を使用した火に強いカバーです。毛布素材ですので、手触りは柔らかくフワフワしています。

筆者撮影

取り付けはゴムですので、チェアメーカーごとの多少のサイズ違いは大丈夫。2021年モデルからこのゴムが強くなりまして、座面からズレにくくなりました。

筆者撮影・旧モデルの難燃チェアカバー

筆者は旧モデルも使っておりましたが、立ったり座ったりを繰り返しているとカバーが次第にズレてしまっていました。ゴムが強力になってどうなったか、後ほどお伝えします。

筆者撮影

セット方法はとても簡単で、組み立てたチェアの座面にかぶせていくだけです。ゴムが強くなって多少被せにくくはなりましたが、使用中にズレるよりはずっと良いですね。

筆者撮影

カバーの縫い目の位置とチェアの縫い目が大体同じぐらいの位置に来るよう、微調整して完成。時間にして1分もかかりません。上下方向はありますが、間違えて逆さまにセットしてもカバーやチェアが破れたりすることはありません。

筆者撮影

座面の前側がすっぽり覆われ、火の粉からチェアを守ってくれます。ヘリノックス グラウンドチェアのように足が短いチェアの場合は、地面に少し接触してしまいます。

筆者撮影

背面側です。旧モデルよりカバーそのもののサイズが大きくなっていますね。マイヤー毛布の生地自体も厚く、毛足も長くアップグレードされています。

オレゴニアンキャンパー「難燃チェアカバー」とは

ヘリノックスにぴったりな「難燃コンパクトチェアカバー」以外に、オレゴニアンキャンパーではチェアのサイズ違いでいくつかカバーを展開していますので、お使いのチェアに合った商品を選ぶことができます。

筆者撮影・難燃チェアカバー(2019年購入モデル)

こちらはコンパクトではない、普通のチェアにかけて使うタイプの難燃チェアカバーです。背もたれと座面が平面のチェアの場合、こちらを選びましょう。

このタイプも2021年にアップデートし、生地が厚く暖かくなっています。

難燃コンパクトチェアカバーの機能性を検証

他メーカーのコットンチェアカバーと比較検証

筆者撮影・左がオレゴニアンキャンパー「難燃コンパクトチェアカバー」、右が他メーカーのコットンチェアカバー

実際にキャンプでオレゴニアンキャンパーの難燃コンパクトチェアカバーを使ってみました。写真右側はコットンのチェアカバーを被せたチェアで、比較していきます。

筆者撮影・左がオレゴニアンキャンパー「難燃コンパクトチェアカバー」、右が他メーカーのコットンチェアカバー

セットに関してですが、組み立ててから被せるだけのオレゴニアンキャンパーの方が簡単です。コットン製カバーの方は、座面の組み立て途中にカバーも組み込む必要があります。

その分コットンカバーの方はまずズレないという利点がありますが、今回強いゴムにアップデートしたオレゴニアンキャンパーのチェアカバーもキャンプ中まったくズレませんでした。

以前のズレやすいという欠点が改善されています!

筆者撮影

毛足が長い分、オレゴニアンキャンパーの方がコットンに比べて暖かく感じます。薄い旧モデルではそれほど大きな差ではなかったのですが、新モデルは確実に暖かいです。

難燃コンパクトチェアカバーの火の粉への耐久性を検証

筆者は実際に火の粉を置いてみてはいませんが、オレゴニアンキャンパー公式YouTubeで実験しています。

燃え上がるフリース素材に比べて、新しくなったオレゴニアンキャンパーの難燃生地の方はまったく燃えていません。

筆者が実際に旧モデルを使っていた際ですが、大きな火の粉が飛んで気づかなった時は難燃素材でも穴が開いてしまいました。

筆者撮影:火の粉でカバーに開いた穴(旧モデル)

もしこのカバーが普通のフリース素材だったら燃え広がって火事になっていた可能性もありますし、カバーが無ければチェアに穴が開いていたことでしょう。カバーには穴が開いても、チェアはカバーで守られ無傷で済みました。

カバーがあるからといって油断はできませんが、火の粉に対する耐性は間違いなく向上します。

火の粉が付着しても、すぐに払い落とせばカバーも無傷。気づかず火の粉が付着するのは、焚き火中にトイレに立つ際などが危ないです。チェアごと火から遠ざけておくようにしましょう。

難燃コンパクトチェアカバーの注意点! 使う前には洗濯しよう

筆者撮影

オレゴニアンキャンパーの難燃コンパクトチェアカバーの欠点として、毛が抜けてチェアにくっつきやすいという点があります。これは旧モデルも新モデルでも、同様に発生します。

取り扱い説明書にも記載されていますが、チェアカバーを使用前に一度洗濯してください。

他の洗濯物に毛が移るので単独で洗います。これだけでもかなり抜け毛の付着が減ります。乾かした後に軽く掃除機でもかければ、より完璧。抜ける毛はゼロにはなりませんが、かなり改善されます。

筆者撮影

抜けた毛は手ではたき落とせますが、付かない方がうれしいですよね。冬は静電気も発生し取れにくいので、ガムテープなどでくっつけて取ると良いです。

オレゴニアンキャンパー 難燃チェアカバーはこんな人におすすめ

オレゴニアンキャンパーの難燃チェアカバーをおすすめするのはこんな人です!

  • チェアを燃やしたくない人
  • チェアに座っていてお尻や背中が寒い人

ほぼ全ての人に当てはまる気がしますね。使っているチェアの座面がメッシュ素材で冬は寒いという方も、このカバーを使うとかなり改善されます。

真夏しかキャンプしない人でしたら、チェアカバーは不要です。

荷物をコンパクトにしたいウルトラライト志向ソロキャンパーの方でも、このカバー1枚ぐらいならバッグの隅に丸めて入るはず。毛布ですから、くしゃくしゃに入れてもシワになりません。

暖かくて火にも強くなる!難燃コンパクトチェアカバーで冬キャンプを楽しもう

筆者撮影

カバーを使うメリットは大きく、特に焚き火を長時間楽しむ秋冬キャンプにおすすめです。誰でも簡単にセットできる手軽さで、それほど高価でもありません。

デザインも5種類と豊富で、気分によって変えることも可能です。洗濯も簡単で、汚れ防止にもなりますね。毛が抜けなければ100点満点ですが、抜けるとしてもおすすめできるアイテムですよ!

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