Razerの人気マスクが批判されることに

2021年初めに、Razerはフェイスマスク「Zephyr」を発表しました。これは、再利用可能なマスクで、RGBライトを搭載したサイバーパンク感あふれるデザインが人気を博しました。また、コロナウイルスからユーザーを守るのに役立つ可能性のある、N95規格のフィルターが付属すると当初は言われていました。

しかし、その後Razerは、人々を誤解させていると非難されてしまっているようです。テック系YouTuberのNaomi Wu氏は、一連のツイートで、同社の説明が誤解を招いていると批判しています。結果的に、Razerはウェブサイトやマーケティング資料からN95に関連する文言を取り除くことになりました。

@Razer has contacted me and told me they plan to remove N95 marketing from the Zephyr website.
Sorry but no- it's past that.
Media outlets have labeled it an N95 mask, immune-compromised individuals and healthcare workers all over social media are calling it an N95 mask.
1/9 https://t.co/hUJLvIAuQ5

— Naomi Wu 机械妖姬 (@RealSexyCyborg) January 10, 2022

さらに、同商品はN95マスクやレスピレーターでは無く、「医療現場での使用を想定したものではない」という記載を同社はウェブサイト上に明記しました。Wu氏は、以前にZephyrマスクをレビューしており、分解をした結果、全くそういった用途では役に立たないことを発見しました。

当初Razerが、Zephyrは使い捨てマスクの廃棄による環境問題に対する解決策になるのではないか、と示唆していたことを考えると、一部のユーザーが自身を守る目的でこのマスクを購入していたとしても驚きではありません。

Wu氏のツイートに対して、Razerはウェブサイトや宣伝に記載されている説明を変更するだけでなく、安全性を考慮してリコールを行うべきだというコメントも寄せられています。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

原文はこちら

The post

Razerの人気マスクが批判されることに

first appeared on

Ubergizmo JAPAN

.

© ティー・クリエイション株式会社