FANTASTICS・佐藤大樹&見上愛で“ズレ恋”ラブストーリー「liar」をドラマ化

佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)と見上愛が、MBS制作、TBSほかで2月15日にスタートするドラマイズム「liar」(MBS=火曜深夜0:59、初回は1:09。TBS=火曜深夜0:58)でダブル主演を務めることが分かった。

原作は、人気小説投稿サイト「エブリスタ」で累計1500万PVを達成、コミック版は電子から単行本という異例のヒット経歴をたどり、累計200万部突破した(紙・電子合計)、作画・袴田十莉氏、原作・もぁらす氏による話題作。男女両方の目線で物語が展開することで「恋の駆け引きの“本音”が見える!」とオトナ女子の間で火がついた作品だ。

ドラマでは原作コミック同様に、女性目線で進行するストーリーと男性目線で進行するストーリーが入れ替わりながら展開する。新社会人の成田美紗緒(見上)は同じ部署の不愛想な先輩・市川一哉(佐藤)のことが大嫌い。しかし、ふとしたことから始まったメールのやりとりで、少しずつ彼のことが気になりだす。目線が入れ替わるたびにそれぞれのうそが明らかになり、ズレてすれ違う2人の関係はハラハラドキドキの連続だ。好きな相手に素直になれなかったり、体と心が裏腹だったり、悪くてズルい“大人の恋愛のリアル”をのぞき見ることができる、新感覚のラブストーリーとなっている。

監督は、「パークアンドラブホテル」(2007年)で日本人初のベルリン国際映画祭最優秀新人作品賞に輝いた気鋭・熊坂出氏。昨年話題となった監督作「プリテンダーズ」(21年)には見上も出演している。甘い恋愛描写とダークな心理戦を得意とする熊坂監督の手で、多くの女性ファンを魅了した原作コミックの世界が実写化されるということで、期待も高まる。

地上波ドラマ初主演となる佐藤が演じるのは、彼女がいながら、会社の部下と関係を続ける商社勤務のエリートサラリーマンの市川。佐藤は「念願の主演ドラマ、本当にすてきな作品に巡り合うことができました! 僕が演じる市川一哉は仕事も恋愛も完璧にこなすエリートサラリーマン。ただ、本音は決して表に出さないつかめない男です。普段の自分とは対照的な役どころだからこそ、演じがいありますし、とても楽しいだろうなと思いました」と役柄に触れる。

そして、「ヒロインの見上愛さんをはじめ、すてきなキャストの方々に囲まれ、熊坂監督、たくさんのスタッフさんとともにとてもいい雰囲気で作品を作っています!! ドラマを見れば見るほど、不器用でうそつきな主人公2人の行方が気になって仕方がないと思います。手を出してはいけないと分かっているのについ出してしまう、そんな“禁断の恋”に触れた時、さまざまなことが崩れていきます。どんな結末が待っているのか、ぜひご期待ください! よかったら僕のことを原作同様、“イチ”の愛称で呼んでください!(笑)」とメッセージを寄せている。

一方、見上が演じるのは、市川と秘密の関係になる美紗緒。自分が浮気相手と知りつつ、市川と“秘密の恋”を続けてしまうキャラクターだ。見上は「佐藤大樹さんをはじめとするすてきなキャストの方々や、個性的なスタッフの方々と一緒に初主演ドラマとなるこの作品を創っていけること、とても光栄に思います。また、映画『プリテンダーズ』でご一緒した熊坂出監督と、まさかこんなにすぐにご一緒できると思っていなかったので、強いご縁を感じました」とコメント。

加えて「“大人”になってしまったがために、素直になれずすれ違う登場人物たちを、ムズムズしたりキュンキュンしたりしながら、どうか温かく見守ってください。市川目線、美紗緒目線、それぞれの目線で物語が進んでいくのもこの作品の魅力だと思いますので、そこにも注目していただけたらうれしいです。真っすぐでいとおしい美紗緒を私らしく演じられるように、楽しみながら頑張ります!」と見どころと意気込みを語っている。

なお、本作は、各話放送終了直後からdTV(https://video.dmkt-sp.jp/)で見逃し見放題独占配信も決定している。

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