作者が地元出身「弱虫ペダル」のマンホールカード 長崎市、15日から配布

長崎市が制作した弱虫ペダルのマンホールカード(表面)

 長崎市は、地元出身の漫画家、渡辺航さんが手掛ける人気作品「弱虫ペダル」の主人公キャラクターが描かれたマンホールの紹介カードを、新たに制作した。実物の設置場所に近い同市松が枝町の「市旧香港上海銀行長崎支店記念館」で、15日から無料で配る。配布時間は午前9時~午後5時、第3月曜休館。
 マンホールカードは全国の自治体が制作し、特徴的なマンホールのふたの図柄を紹介。各地を巡り集めるファンもいる。同市は5年前、市花アジサイ柄のふたをカードにしており、これまでに約1万2千枚を配布。弱虫ペダル版は市内2例目となる。
 弱虫ペダルは、自転車競技に打ち込む高校生たちの青春を描くスポーツ漫画。市は本年度、下水道供用開始60周年記念事業として、同作に登場するキャラをデザインしたマンホール27点を制作した。現在は市内に9点を設置済みで、年度内に全て取り付けられる。


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