石狩管内 降雪影響なお でこぼこ路面で渋滞 除雪遅れでバス運休

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 発達した低気圧の影響で、石狩管内は13日も雪が断続的に降り、市民の足に影響が出た。道路脇の雪山で車道は幅が狭く、でこぼこ路面となり、通勤通学時間帯を中心に交通渋滞が発生。札幌や近郊を走る路線バスは一部で運休し、タクシーも悪路に悩まされた。

 札幌管区気象台によると、同日午後5時までの24時間降雪量は、石狩市厚田18センチ、札幌市南区小金湯11センチ、新篠津村10センチなど。最低気温は全10観測地点で3月下旬から4月中旬並みとなり、12日に続いて湿った重い雪となった。

 北海道中央バスは同日、道路幅が狭くなった影響でバスが交差できない区間が発生。札幌駅と清田方面を結ぶ路線などで終日運休となった。最大2時間の遅れがあった12日に引き続き、市内全域でダイヤが乱れ、担当者は「影響がどれほど続くかわからない」と気をもむ。

 荒天時は本来「稼ぎ時」のタクシーも苦戦。JR桑園駅で客を待っていた札幌市東区の個人タクシー運転手前田勝之さん(65)は「今年の路面は異常。一日中、でこぼこ道を走るのは腰に悪い」と嘆いた。

 JRは、札幌や近郊の路線で除雪などのため運休や遅れが生じたが、12日に終日運休だった千歳線は13日、始発から運転。道東方面への特急列車も、12日の終日運休から再開した。札幌駅では、幼稚園理事長の佐藤三幹(みつもと)さん(66)が「帯広は記録的ドカ雪。自宅の雪かきがあるので、早く帰りたい」と家路を急いだ。

 札幌市南区定山渓の札幌国際スキー場は「道路状況の影響か利用客は少なめ」(担当者)。12日は強風で臨時休業したが、13日は通常営業した。管内は14日まで強い風雪が続く見通し。(高田かすみ、中橋邦仁)