マンチェスター・ユナイテッドでプレーしているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、『Sky』のインタビューに応えた。
今季もなかなか苦しいシーズンになっているユナイテッドは、現在7位。ライバルのシティには22ポイント差をつけられている。
昨年就任したラルフ・ラングニック暫定監督の下でも劇的な改善は見られず、今月初めにはウォルヴァーハンプトンにホームで敗れるという失態もあった。
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ロナウドはこの状況について以下のように話し、ユナイテッドが優勝争いに絡まないことを受け入れられないと吐露したという。
クリスティアーノ・ロナウド
「マンチェスター・ユナイテッドは優勝するべきクラブだ。あるいは2位、3位に入らなければいけない。
正直に言って、マンチェスター・ユナイテッドがそれ以外の位置にいるのはあり得ないことだ。
僕の視点で言えば、少なくともプレミアリーグでトップ3に入らなければ、我々のメンタリティでは受け入れることができないんだ。
このクラブで5位、6位、7位になるために戦うのは嫌だ。勝つために、競争するためにここにいる。
我々は競争していると思うが、まだ最高のレベルに達していない。改善には長い道のりがある。考え方を変えれば、大きなことを成し遂げられると僕は信じているよ。
(ラングニックの下で不満を覚えているという話もあるが?)
彼がここにやってきてから、多くのことを変えてきた。
しかし彼は自分のアイデアを選手に伝えるための時間が必要だ。いい仕事をするだろうと信じている。
最高のプレーができていないことは分かっているが、改善するための試合はまだたくさんある。
彼が来てから、我々はいくつかの点で向上したと思う。選手のメンタリティや文化、システム、プレースタイルを変えるのは簡単ではない。
良いものを作り上げることは出来ると思うが、そのためにはいくつかのものを壊さなければならない。
だから新しいこの年、新しい人生、ユナイテッドはファンが求めるレベルに達することを願っているよ。それに値するからね。
我々は今物事を変えることができる。僕はその方法を知っているが、それを言うのは倫理的に問題があるので、ここで言及はしない。
自分が言えることは、我々はもっとうまくやれるという点だ。僕も含め、我々全員が競争するために、勝つためにここにいる」