吉川区の温浴施設・ゆったりの郷は、9日に放送が開始されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にちなんだ御膳を、同館併設のレストラン味彩で提供している。
大河御膳は2009年放送の「天地人」から始まり、これで第15弾となる。主人公の北条義時から「御膳よしとき」と名付けた。
ドラマの舞台となる伊豆の名産・しらす丼を鎌倉殿に見立て、加えて天ぷらやお造り、自家製ごま豆腐など13種類の料理が脇を固めている。品数が多く満足感があり、仲間と分け合って食べる人もいるという。
同館の三宅順子営業課長は「毎年、スタッフみんなでアイデアを出し合って考えている。見た目や物語を楽しんでもらいながら、味わってほしい」と話している。
価格は税込み1480円。30日まで、大河御膳を注文した人にレストランの割引券が進呈される。
25日からは、ちらしずし、ミニうどん、天ぷら、茶わん蒸しがセットになった「節分ちらし御膳」(税込み1380円)も提供される。