長崎市公共花壇デザイン 山﨑君(伊良林小6年)、山口さん(西町小5年)が最優秀

写真上から山﨑君のデザイン、 山口さんのデザイン(長崎市提供)

 昨年7~9月に長崎市の小学3~6年生から募った本年度「市公共花壇デザイン」の入賞作品が決まった。秋に部分開業する九州新幹線長崎ルートに導入される車両「かもめ」を描いた市立伊良林小6年の山﨑優馬君(12)と、人が手をつないだ様子を描いた市立西町小5年の山口漣さん(11)が最優秀賞に選ばれた。2人と優秀賞の計4デザインに沿って、今月22日に市営陸上競技場の四つの花壇に植栽される。
 市内の道路などに季節の花を植栽し、町の緑化を図る「花のあるまちづくり事業」の一環。1998年度から毎年度募り、24回目。「長崎をテーマにしたデザイン」と「自由なデザイン」の2部門に、本年度は市内53小学校と4学童保育から計681点の応募があった。植物の専門家や市民計5人でつくる審査会が、入賞作品16点を選んだ。

賞状を受け取った受賞者ら=長崎市、市男女共同参画推進センター

 11日に市男女共同参画推進センター(魚の町)で表彰式があり、田上富久市長が入賞者に賞状を贈呈。「長崎を-」部門の山﨑君は「(かもめが)未来に向かっていくイメージを背景の明るい色で表現した」、「自由な-」部門の山口さんは「見た人が自分も仲良くしようと思ってほしい」とはにかんだ。


© 株式会社長崎新聞社