子どもの被害防止へ香川県教委と公安委が意見交換 去年は事故65件、声掛けなどが133件

子どもたちが犯罪や交通事故の被害にあうケースを減らそうと、香川県の教育委員会と公安委員会が現状や対策を共有しました。

小中学生の安全対策に関する意見交換会には、香川県教育委員会の工代祐司教育長や香川県公安委員会の泉雅文委員長らが出席しました。

今回は、通学路の安全対策やインターネットトラブルの防犯対策について話し合われました。

中学生がはねられた現場(三豊市 2021年1月)

警察のまとめによると香川県では2021年、小中学生が被害に遭った事故が65件ありました。また、声掛けや、つきまといなどは133件あり、このうち約6割が登下校中でした。

高松市多肥上町(2021年10月)

意見交換会では、下校中の小学生が男に刃物を突きつけられるなどした事件を受けて、高松市多肥上町で地域住民が下校中の子どもを見守る活動を始めたことが報告されました。

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