舞台や朝ドラ出演 デビュー5年、長崎出身のタレント 茅島みずき(17)

茅島みずき(アミューズ提供)

 長崎市出身のタレント、茅島みずき(17)が輝きを増している。昨年は舞台「Romeo and Juliet -ロミオとジュリエット-」でヒロインを務めたほか、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」などテレビドラマや映画、CM、モデルなど多方面で活躍。第100回全国高校サッカー選手権の応援マネジャーにも抜てきされた。2017年のデビューから5年の節目に、これまでの芸能活動への思いや今年の抱負などを聞いた。

 -昨年を振り返って。
 舞台や朝ドラに初めて出演させてもらい、変化のある1年でした。朝ドラではヒロインの大変さを目の当たりにしました。たくさんの人から刺激をもらいました。

 -初舞台でヒロインを務めました。
 最初は声の出し方から分からない状態でしたが、演出の森新太郎さんから、映像と違った表現方法など多くを教えていただきました。終演時にスタンディングオベーションを受けた時は達成感がありました。

 -デビューからを振り返って。
 小学2~6年までプロを目指してゴルフをやってきたので、いま芸能の仕事をしているのが不思議に感じる時があります。オーディションに受かったり、やりたい仕事ができたりすると、1歩ずつ前進しているように思えます。

 -いまの仕事にゴルフの経験が役立っていますか。
 小さな頃は人前に出るのが苦手でしたが、ゴルフの試合ではプレッシャーを感じつつ、人に見られながらプレイしていたので精神面では鍛えられました。おかげでオーディションでもあまり緊張しません。ゴルフでは毎日練習するのが当たり前だったので努力を続けることへのつらさは感じないです。

 -人気女優の登竜門といわれる全国高校サッカー応援マネジャーに任命されました。
 やりたいと思っていたので、決まった時は夢のようでした。中学時代、この大会を目指している友だちが身近にいたので、同じ思いで頑張ってきた選手の支えになれるとうれしいです。

 -今年の抱負は。
 演じることに楽しさを感じているので、いろんな作品に携わって、頂いた役柄を丁寧に演じていきたいです。

 【略歴】かやしま・みずき 2004年7月6日生まれ。17年、「アミューズ全県全員面接オーディション2017~九州・沖縄編~」でグランプリを受賞し、芸能界入り。ヒロインを務める大分を舞台にしたドラマ「君の足音に恋をした」(NHKBSプレミアム)が3月23日に放送される。特技はゴルフでベストスコア70を誇る。身長170センチ。


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