長浜に新たな風を!1/15にオープンするコロッケスタンド「おさけところも」へ一足先に行ってきました / 長浜市

2022年1月15日、滋賀県長浜市元浜町に「おさけところも」がオープン。

こちらのお店は、滋賀県内で飲食店の運営などを手掛ける株式会社nadeshicoさんの14店舗目となるお店で、滋賀の魅力がたっぷりと詰まったコロッケスタンドになります。

今回オープン前ではありますがご招待いただきましたので、一体どんなお店なのかご紹介したいと思います。

テイクアウトして呑み歩きにも最適。黒壁エリアがより一層面白くなるぞ!!

もくじ 1. おさけところも がオープンする場所2. おさけところもとは?1. やまなみ工房さんのアート2. 二兎醸造のクラフトビール3. 卯山窯の器4. ホラオーディオの音響5. ATELIER DENの衣装6. 江戸時代後期の町家をリニューアル7. 春には窓も全開?店横にはスタンドも設置3. おさけところものメニュー4. 実際に食べてみました5. さいごに6. お店の情報

おさけところも がオープンする場所

お店がオープンするのは、長浜市元浜町。駅前通りから黒壁ガラス館の方に進んだところにある黒壁スクエア内になります。JR長浜駅からは歩いて5分ほど。以前「長浜バイオ大学町家キャンパス」があったところで、現在は「BIWAKO PICNIC BASE」というコワーキングオフィスになっています。

おさけところもとは?

では、「おさけところ」とは一体どんなお店なのかご紹介していきます!

お店が目指すのは、「ツーリストと地元の人たちが交わり、食を起点に様々な滋賀と出会える場所」を作ること。料理に使用される食材、お酒、器、アート、音響などが滋賀県のものとなっており、滋賀の魅力を思いっきり感じることが出来ます。

ではまずは店内に飾られたアートからご紹介していこう。

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やまなみ工房さんのアート

店内にはいくつかのアートが飾られており、これは甲賀市にある「やまなみ工房」さんのもの。こちらの工房には、”知的・精神・身体”に障害を持った90名ほどの利用者がおられ、その方々が作った作品になります。

この箸置きもそう。これらの活動に株式会社nadeshico細川社長が感銘を受け、置かせてもらっているんだとか。実際にアートは販売もしており、3カ月に1回は入れ替えも行うそう。彼らだからこそ表現できる独創的なアートも楽しんでみてほしい。

二兎醸造のクラフトビール

お酒も滋賀県産のものを用意。ビールに関しては、近江八幡市にある二兎醸造(TWO RABBITS)さんのクラフトビールのみ。

他には、450余年の歴史を持つ冨田酒造(長浜市)の七本槍。文政3年創業の喜多酒造(東近江市)の喜楽長。そして佐藤酒造(長浜市)の湖濱など、滋賀県でも有名な地酒が用意されています。お酒好きの方には、最高ですね。

卯山窯の器

器には、甲賀市信楽にある「卯山窯(1939年創業)」のものを使用。1000年以上続く信楽焼の伝統技法を伝承しながら、現在のライフスタイルに合った器作りを行っている。味を楽しむだけでなく、その一歩手前の器から楽しんでみてほしい。

ホラオーディオの音響

店内に心地よく流れる音楽は、「ホラオーディオ(彦根市)」が手掛けるスピーカーSAIから流れるもの。 ホラオーディオでは、音楽を楽しむをコンセプトに手作りで良質なオーディオ製品を提供されています。

ホラオーディオのHPはこちらから

ATELIER DENの衣装

お店の衣装は、 ジャケット・パンツなど様々な用途の洋服のオーダーを行っている「ATELIER DEN(長浜市)」にオーダーしたものを着用。

ATELIER DEN のHPはこちらから

江戸時代後期の町家をリニューアル

お店は、江戸時代後期の町家をリニューアルしたもの。店内には昔の梁が残されていたりと、町家ならではの風情を感じる事も出来ます。

春には窓も全開?店横にはスタンドも設置

そしてイートイン・テイクアウトだけでなく、店横にはドリンク専用のスタンドも設置されています。

「食べ物はいらないけど、呑み歩き用のビールを買いたいなあ」なんて方には嬉しいのではないでしょうか。

今は寒いので難しいですが、春になるとこちらの窓を全開に。この町家の雰囲気も相まって、最高のロケーションになること間違いなし!

おさけところものメニュー

ここで気になるメニューのご紹介。左が税抜き価格。右(グレー)が税込価格となっている。揚げ物だけかと思いきや、地元野菜を使用したサラダやご飯もの、デザートまで多種に揃っています。

ドリンクメニューはこちら。アルコール類の他に、ソフトドリンクや珈琲なども用意されています。

実際に食べてみました

というわけで、今回は6品いただきましたのでご紹介!

まずは、「橋場近江牛ポテトコロッケ」から。丸い形にしたのは見た目が可愛いからだけでなく、こちらの方が中がジューシーでホクホクに仕上がるそう。ちなみに「橋場牛」は、近江八幡市で45年以上営む「橋場牧場」のもの。

見て下さい、この断面。とにかく中がトロットロで、甘めの味付けが最高に美味しい。コロッケによくありがちな油のギトギト感もないので、サクッと食べ進めることが出来ます。

お次は、「湖華舞チーズとマッシュルームサラダ」を。 湖華舞チーズといえば、竜王町にある古株牧場のもの。かなり有名なので一度は食べたことがある方も多いのではないでしょうか?また茶色いチップスのようなものは、少し味が付けられたパン粉で食感のコントラストが楽しめます。どっちかというとお酒のアテにピッタリ合いそう。特にワインとか!

続いては、「海老クリームコロッケ」を。この日いただいたものは全て美味しかったのですが、個人的にはコレが一番好きだった。

なんといっても系列店でも提供されているという自家製の”マヨネーズソース”が、めちゃくちゃ旨いんですよ。単純にエビマヨをぶち込んだだけといったような簡単な味ではなく、バランスももの凄く良かったです。ほんとにこの味はハマっちゃいますね。そして割と小さめに見えるコロッケですが、実際に食べると結構ボリューミーでお腹いっぱいになります。

そしてここで方向転換。「ころもの生鰤大根」が出てきた。見た目もそうですが、とてもコロッケスタンドで食べるクオリティではないですね~。サッパリした味付けで、こちらも美味。

お待たせしました。ここでメイン料理の登場でございます。「橋場近江牛のミルフィーユカツ」です。

自家製ソースをかけた上からトリュフをかけていく贅沢っぷり。

最後にパンでサンドして切っていくと…

美しいミルフィーユカツサンドの出来上がり。(※今回はカットして半分だけいただいております。通常は一つです)

この溢れ出す肉汁。揚げる温度などもかなり試行錯誤をされたそうで、完璧の出来に仕上がっています。

噛んだ瞬間に口の中に広がる肉の甘みを思う存分堪能!分厚いお肉にも大満足です。

そして締めは、「かたいプリン」を。揚げ物続きだった胃の中を安らげてくれました。

というわけで、今回の実食はこれにて終了。ご馳走様でした!

どれもめちゃくちゃ美味しかったですが、値段など総合的に考えると「海老クリームコロッケ」が個人的にはツボでした。

とはいえ、まだ他にもメニューはあるのでそちらも食べてみたい。

さいごに

今回は、2022年1月15日に長浜市にオープンするコロッケスタンド「おさけところも」のご紹介でした。

料理が美味しいのはもちろんのこと、それに付随する器やアートなどにも各々物語があり、それを知っておくとより一層お店を楽しめそうです。

店内でクラフトビールとともに楽しむのもよし。テイクアウトして長浜の街を探索しながら食べ歩きするもよし。ドリンクだけ頼んで、呑み歩きするもよし。その日の気分で変えてみてもいいかもですね。

気になった方は、ぜひ足を運んでみて下さい!

お店の情報

[店名]おさけところも
[住所]滋賀県長浜市元浜町7-5
[営業時間]店内 11:00~14:30 17:00~21:00 テイクアウト 11:00~20:00
[定休日]不定休
[お店のHP・SNS]HPInstagram

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