サブスク型フィットネスサービス“Apple Fitness+”が、ビートルズとコラボしてサイクリングクラスを提供

The Beatles - Photo: Courtesy of Apple Corp

Appleは、サブスクリプション型フィットネスサービス“Apple Fitness+”で、ザ・ビートルズ(The Beatles)とコラボレーションした新たなサイクリング・クラスを提供することを発表した。同クラスは、Apple Fitness+のインストラクターであるキム・パーフェットによる“Cycling With Kim”シリーズの中で開催される予定だ。米Appleには特集ページも公開となり、Apple Musicにはプレイリストも登場。その説明には次のように記されている。

「ワークアウトに最適な音楽として必要なのは、邪魔にならずに気分を盛り上げてくれる、明るくて親しみやすいものだったりします。そこでザ・ビートルズの登場です。いつもそこにいて、いつも素晴らしい。“ザ・ビートルズは真の英国のアイコンであり、音楽の革新者です。彼らが自分たちの進歩的な考えを表現するために芸術を媒体として使ったことが大好きです”と、Apple Fitness+のヨガ、マインドフルクールダウン、瞑想担当トレーナーのジェシカ・スカイは言います。“彼らの音楽は、ロックのリズムとグルーヴィーなブルースの融合のようで、どんなワークアウトにも高揚感と楽しいエネルギーを与えてくれます”。Apple MusicのエディターとFitness+のトレーナーが編集したビートルズの曲のミックスを試してみてはいかがでしょうか。定期的に入れ替えていますので、気に入った曲があればライブラリに追加してみてください」

「Ticket To Ride」や「Get Back」などのザ・ビートルズの楽曲をフィーチャーしたApple Fitness+のライド・コースは、3つの丘で構成されており、それぞれ丘で全力疾走モードが設定されている。

<Apple Fitness+ ビートルズ特集ページ>

Disney+ (ディズニープラス)で配信がスタートしたドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を受けて、ビートルズ・マニアが再び盛り上がりをみせる中、先週、同映画の製作陣は、映画の題材にもなっている“ルーフトップ・コンサート”を、2022年1月30日に全米のIMAXシアターで上映することを発表した。本編の上映にあわせて、監督らによるQ&Aも衛星放送を介して全館で同時配信される予定だ。

1969年1月30日、英ロンドンのサヴィル・ロウにあったアップル・コアの屋上で行われた同コンサートで、ザ・ビートルズ(The Beatles)は彼らの最後のアルバム『Let It Be』からの楽曲を42分にわたって演奏していたが、最終的には、同ビル前の通りに群衆が押し寄せたために、駆けつけた警官によって中断さされた。

ピーター・ジャクソンは次のようにコメントしている。

「映画“ザ・ビートルズ:Get Back”からの“ルーフトップ・コンサート”を、IMAXの巨大スクリーンでご覧いただけることを大変嬉しく思っています。これはザ・ビートルズの最後のコンサートであり、それを目と耳で体感してもらうにはこれ以上ないかたちです」

IMAXシアターでの1時間のプレミア上映のチケットは現在発売中で、2月11日から13日にかけては、世界各地で劇場公開される予定だ。

さらに、ピーター・ジャクソンとディズニーは、映画『ザ・ビートルズ:Get Back』の全3話を収めたブルーレイとDVDが2月8日に全米で発売されることも発表(現在も全編がDisney+で配信中)。

Written By Will Schube

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