コンポーザー/ピアニスト、ロジャー・イーノがドイツ・グラモフォンから新作発売決定

© Cecily Eno

レコーディング・アーティストとしての独特のスタイルがカルト的な人気を集めているロジャー・イーノ。2020年春に兄ブライアン・イーノとの初のコラボレーション・アルバム『ミキシング・カラーズ』をリリースし、そのサウンドはコロナ禍において多くのリスナーの不安や孤独を癒し、大きな反響を呼んだ。

そんな彼の最新ソロ・アルバム『The Turning Year』が、ドイツ・グラモフォンから4月22日にリリースされることが発表された。

『The Turning Year』は、ロジャーの自作ソロ曲に焦点をあてた叙情的でメランコリックな作品集で、何曲かにはドイツの弦楽アンサンブル、スコーリング・ベルリンが参加し、メロディックなソロ・ピアノが美しい弦楽器の伴奏によって彩られている。

アルバムについて彼は、「完成したアルバムを聴き返してみると、それぞれのキャラクターを持った短編小説や風景写真集のようなシリーズになっているように感じました。曲順が決まってから、一つの作品が他の作品と密接な関係にあることに気づき、それがこのアルバムのタイトルにつながったのかもしれません。……聴いていて、私たちの年は、瞬間、日、そして変わりゆく月で構成されていることを考えました。私たちはどのように人生を生きているのでしょう。どのように一瞬をとらえ、どのようにターニング・イヤーに気づくのでしょうか」とコメント。

また、アルバムから先行配信となったタイトル曲「The Turning Year」ついて、「この曲は私の次女のお気に入りで、私が演奏するのを聴くたびに娘が“ロッティのお気に入り”と呼んでいた曲です」「この曲は光と闇が不思議に混ざり合っていて、私は常にこの混合を意識しています」と語っている。

■商品情報

アルバム 『The Turning Year』

2022年4月22日(金)発売

詳細・配信はこちら→lnk.to/TheTurningYearPR

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