松山ケンイチ、宝物は大河ドラマ『平清盛』のアレ?「墓に持って帰りたい」

1月14日放送の「あさイチ」(NHK総合)の「プレミアムトーク」では、俳優の松山ケンイチさんがゲストとして登場。VTRで出演した藤原竜也さんが松山さんの印象を明かし話題を集めました。

(画像:時事通信フォト)

■藤原竜也、松山ケンイチを絶賛「松ケンらしい存在感じゃないですか」

2006年に公開され大ヒットした映画「デスノート」で、主人公・夜神月を演じた藤原竜也さんと、警察権力の「影のトップ」と言われる名探偵・Lを演じた松山ケンイチさん。

2人は、今年公開される映画「ノイズ」でも共演します。

VTRで登場した藤原さんは、松山さんについて「『デスノートから』から15年経っても2人で先頭走っていられるっていうのは非常にありがたい存在ですね。誰でも代わる事のできない松ケンらしい存在感じゃないですか、成り切る力、溶け込む力」とコメント。

続けて、藤原さんは「それがやっぱすごい事、僕なんかたぶんできないと思うから、松ケンの良さじゃないかな、何色にも染まっていける。なんかいいじゃないですか、あの普通っぽさが…。腹では色々考えてるんだけど、このままいったら柄本明さんみたいな人になっちゃうと思うから」と松山さんの持つ魅力を語ります。

また、藤原さんは松山さんの勉強熱心な一面について「神木くんが『この漫画・アニメが好き』と言ったらすぐそのアニメ見たり、面白そうな映画が公開したらすぐ映画館行って映画見たり。劇場行って舞台見たり、色んなものを見て吸収してる人ですから、このままいい役者になっていくんじゃないのかなと思います」とエールを送りました。

VTR終了後、松山さんは「竜也さんこそ変わることできないと思いますけど、誰も竜也さんみたいになれる俳優っていないんじゃないかなって僕も本当に思いますけどね」と藤原さんは唯一無二の俳優であると絶賛しました。

■松山ケンイチ、宝物は大河ドラマ『平清盛』のアレ?「墓に持って帰りたい」

そして、松山さんが宝物と語る作品が主演を務めたNHK大河ドラマ『平清盛』。とりわけ印象深いという最終回の映像が流れると、松山さんは「今、久しぶりに見ましたけど台詞すっごいいいですよね。生ききったという…。生ききる事が美しいという台詞は今でも刺さりますね」とコメント。

東日本大震災の翌年に放送されたことも重なって、強い気持ちで撮影に臨んだという松山さん。「今考えるとそいう色んなものが重なって出来上がった作品ですので…。僕はもう2度とこういう演技できないんじゃないかって思います。本当に」と当時を振り返ります。

また、松山さんは「すんごくこれは僕にとって死ぬまで持って帰りたいというか墓に持って帰りたいっていうようなものですね…。これまだ袖通してないですもん」と「デスノート」を描いた漫画家・小畑健さんに依頼して制作した『平清盛』のスタッフTシャツを今でも大切に保管している事を明かしました。

■松山ケンイチの「プレミアムトーク」に反響

今回の放送について、ネット上では「朝から松ケンの藤原竜也評聞けて幸せ」「松ケンちゃんと藤原竜也の関係性好き…ふたり共に好きな役者さん」「小畑健が描いた平清盛バージョンの松ケンかっこよすぎ!」などのコメントがあがっています。

今でも宝物として『平清盛』のスタッフTシャツを大切にしているという松山さん。視聴者は、そのエピソードを語る松山さんの姿を目に焼き付けるように見ていたようです。

(文:かんだがわのぞみ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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