「わが党の説明は終了した」立憲民主CLP問題、泉健太代表が見解

泉健太代表

 インターネット番組制作・配信の「Choose Life Project(CLP)」に制作費として約1500万円を立憲民主党が2年前に支払っていた問題で、立民の泉健太代表(衆院京都3区)は14日の記者会見で、西村智奈美幹事長が事実関係を巡る調査結果を公表したとして「わが党の説明は終了した」と述べた。

 泉氏は7日の会見で、必要があれば中立性を担保した第三者委員会を設置する考えを示唆していたが、「支出の在り方について皆様から疑念を招くところがあったという報告を幹事長からさせていただいている」と話し、設置の必要性はないとした。

 泉氏の指示で調査に当たった西村氏は12日に結果を公表し、CLPへの支援は当時幹事長だった福山哲郎参院議員(京都選挙区)の判断であり、特定のメディアに資金提供した点などから「適切ではなかった」としたものの、福山氏への処分については否定した。

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