長引いた冬の嵐もきょうまで

　きょうも山陰から北の日本海側では大雪となり、近畿中部など太平洋側でも積雪となった所がある。

　北陸以北の日本海側を中心に雪が続いているが、荒れた天気はきょうまでとなりそうだ。

　あす15日（土）の雪は朝までの所が多く、日中にはほとんど止む見通し。

　太平洋側では晴れて、次第に強い風もおさまりそうだ。

日曜日は日本海側で再び天気崩れる

　あさって16日（日）は大陸から低気圧が近づくため、日本海側では再び天気が崩れる。

　山陰から北日本にかけて雨や雪となるが、気温が高めなので、沿岸部では雨が主体となりそうだ。

　ただ、雷を伴う所もあるため、落雷や突風などに注意が必要となる。

　太平洋側も湿った空気の影響で、西日本では土曜日より雲が広がりやすい見込み。

　朝は北日本では氷点下の冷え込みで、東日本や西日本でも2℃前後まで下がる所が多い。

　雪が降った所では路面が凍結しやすくなるため、車の運転などは注意が必要だ。

　ただ、一方で日中は気温が上がり、寒さが和らぐ見通し。

　3月並みの所もあるが、雪解けが進むため、なだれや落雪などに注意が必要となる。

（気象予報士・多胡安那）