【新型コロナ】横浜で288人感染 2回接種の80代男性が死亡 基礎疾患あり

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は14日、新たに1人の死亡と、10歳未満~90歳以上の男女288人の感染が確認された、と発表した。中等症1人、軽症270人、無症状10人、7人が調査中。うち201人の感染経路が不明という。

 市によると、昨年12月21日に陽性が判明し市内の病院に入院していた80代の男性が28日に亡くなった。基礎疾患があり、ワクチンを2回接種していた。

 市内では、すでに部員2人の感染が確認されていた私立高校運動部で新たに部員2人、職員1人の陽性が判明。市はクラスター(感染者集団)と認定した。部員は約30人おり、順次検査を進めている。

 クラスター関連では、市内のデイサービス施設で新たに5人の感染を確認。同施設に関連する陽性者は26人となった。職員・利用者約130人を対象にした集団検査の結果次第で、今後も陽性者が増える可能性があるという。

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