黄色のかれんな花 境内彩る さくらの東輪寺でロウバイ咲き始め

境内で咲き始めたロウバイ

 【さくら】鹿子畑(かのこはた)の東輪寺でロウバイが咲き始めた。14日は、黄色のかれんな花が、周囲にうっすらと積もった雪とともに冬本番を演出している。

 ロウバイは2003年、当時の同寺総代が苗木50本を寺に寄贈して植えられた。冬ざれのこの時季に開花し、境内に色を添える。

 人見照雄(ひとみしょうゆう)住職は「周辺ではいい香りがします。2月上旬まで楽しめそうです」と話していた。

 同寺は、関東1都6県の「花の寺」100カ所以上で組織する「東国花の寺」の一つ。季節によってハスやヒガンバナなども見られる。

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