鷹・上林誠知、定位置奪還へ「変革」 打撃フォーム改造で秋山翔吾から得たヒントとは?

自主トレで豪快なスイングを見せるソフトバンクの上林誠知【写真:小谷真弥】

今季のテーマを「変革」に設定「笑ってオフを過ごせるように」

ソフトバンクの上林誠知外野手は14日、今季のテーマを「変革」に設定した。レッズ・秋山翔吾外野手が静岡・下田市内で行っている合同自主トレに2年連続で参戦。外野のレギュラー奪回を目指す26歳は「大きく変わらなければいけない。笑ってオフを過ごせるように」と燃える思いを語った。

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昨季は打率.191、2本塁打、11打点と結果を残せず。右肩骨折などで39試合出場にとどまった。ここ3年間は思うような成績を残せていない。オフ期間に打撃フォームを改造。この日は同僚・柳田悠岐外野手のような“縦振り”のスイングを繰り返した。秋山からも助言をもらい、「体幹部でしっかり打てるように意識しています。(球を)あまり引っ掛けることがない。よりボールのラインにバットの軌道が入るように」。2018年に22本塁打をマークした打撃を取り戻し、外野の定位置奪取を狙う。

今季は藤本博史新監督が就任。上林は2017、2018年に1軍打撃コーチだった指揮官と打撃を磨いてきた。「髭を生やしてコワモテですけど、中身は全然そんなことなくて。親しみやすい人かなと思います。17年は毎朝打撃に付き合ってくれた。監督就任1年目で不安だと思うので、なんとか選手が頑張って。重たい体を胴上げできればいい」と誓った。「(藤本監督から)自分の長所を消すなと言われている。長打力を消さずに」と自らに言い聞かせるように話した。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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