波乱の展開が待ち受ける日曜劇場『DCU』第2話のゲスト出演者が決定!

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TBS×ハリウッド共同制作で1月16日(日)よる9時からスタートする日曜劇場『DCU』(※初回は25分拡大)。水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルドラマで、水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫るウォーターミステリーだ。「DCU」は、Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。彼らの使命は、従来の海上水域だけでなく警察の捜査では困難な「危険極まりない日本全国の河川や湖」など、あらゆる水中に潜り隠された証拠を探し事件を解決すること。“水中未解決事件を解明すること”が彼らのミッションだ。四方を海に囲まれ河川や湖、人工の水場も多い日本では遺体を水中に投棄・隠ぺいするなどの事件が数多く発生しているが、地上の事件に比べ解決率は低い。それは解決には多くの危険や困難を伴うからだという。もし水中事件や水難事故に特化した世界レベルの精鋭スキューバダイバー捜査官が存在したら? そうなれば、水中事件捜査の進捗と国内の治安を飛躍的に向上させ、日本の将来に明るい光を灯す強力な組織になるだろう。

第1話の放送が明日に迫る中、ひと足先に第2話のゲストが解禁になった。第2話では名バイプレイヤーの俳優・梶原善と、TBSドラマ初出演となる古田敦也のゲスト出演が決定。日本海に面した北能登漁港を舞台に、梶原と古田が緊迫感ある演技を披露する。

梶原が演じるのは、DCUメンバーと共に事件を捜査する北能登署強行犯係の刑事・坂東秀喜(ばんどう・ひでき)。管轄の北能登漁港で事件が発生し、「密漁者たちが犯人だ」と主張する地元漁師らと新名(阿部寛)との間で板挟みになりながらも、DCUの捜査に協力。新名の傲慢とも捉えられかねない態度に驚きつつも、その腰の低さで衝突することなく捜査を進め、新名から陸での捜査を担当することになった瀬能(横浜流星)を任されることになる。

名バイプレイヤーとして多くのドラマ、舞台、映画に出演する梶原。TBSドラマにも数多く出演する中で、日曜劇場への出演は『天皇の料理番』(2015年)へのゲスト出演以来、約7年振りとなる。主演の阿部とは2002年にTBSドラマ『マイリトルシェフ』で共演。今回、第2話の中で即席バディを組むことになった横浜とは初共演となる。瀬能と坂東が繰り広げる陸の捜査はどのようなシーンに仕上がっているのか、期待したい。

そして古田が演じるのは、北能登の市議会議員を務める岡部正三(おかべ・しょうぞう)。地元に多大な影響力を持つ議員で、「密漁者が怪しい」と騒ぎ立てる漁師たちを黙らせるなど、地元民からも一目置かれる存在だ。

古田は言わずと知れた元プロ野球選手で、現役当時は選手兼任監督も務め、引退後の今も野球ファンから愛されている。現在はスポーツキャスターやタレントとして活躍。俳優としてはNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』(1996年度後半)などへの出演があるが、TBSドラマへの出演は今回が初となる。そんな古田が岡部をどう演じるのか、そして今回の事件に岡部がどのように関わってくるのか注目だ。

本作はTBSがケシェット・インターナショナル社およびファセット4メディア社と共同制作するオリジナルドラマである。TBSテレビとケシェット・インターナショナル社が2019年に締結した「ドラマを共同開発・制作」する契約に基づく作品の第1弾。

ケシェット・インターナショナル社は、世界的大ヒット作『ホームランド』で知られるイスラエルのテレビ局「Keshet12(ケシェット12)」をグループに持ち、ハリウッドでも活躍する世界との太いパイプを持つ総合メディア会社。代表作『ホームランド』は『24-TWENTY FOUR-』シリーズを手掛けて世界に名を馳せたスタッフが再集結して制作したドラマで、2012年のエミー賞・ゴールデングローブ賞を総なめにした大ヒット作。第8シーズンまで制作され、世界中に広くファンを抱えるサスペンスドラマである。ファセット4メディア社は、「DCU」のIPホルダーでありカナダを中心に世界市場に向けた革新的なテレビシリーズの開発、制作、配信を手掛ける制作会社。今回TBSと共同で開発・制作するドラマは、日本国内のみならず海外展開も視野においている。世界を見据えた新しい“潮流”にも注目だ!

■コメント

<梶原善>

いただいた台本を読んだ時、これは大変! 大変なドラマだと思いました。

レギュラー陣の方々の苦労を思うと身体が震える思いでした。

今回、私がいただいた役は愚直に真面目にやればやる程良い役だと思ったので常にソレを念頭に演じておりました。

<古田敦也>

場違いなのは重々承知していますが、せっかくなので全力でやってみようかと思いました。

演技しすぎるとコントみたいになってしまいそうなんで抑え目、控え目を心がけたつもりです。

<プロデューサー・伊與田英徳>

梶原さんは、ずっとご一緒させていただきたいと思っていましたので、今回大変光栄に思います。

梶原さんがお芝居を始めると、空気が動くのが感じられ流石だなと思いました。お陰様で、味わい深い人間ドラマにしていただきました。皆さん、楽しみにしていただけたらと思います。

古田さんは、一度お会いしてお話する機会をいただきまして、その時に是非ともお芝居をする古田さんを見てみたいと掻き立てられ、今回オファーさせていただきました。難しい条件の中しっかりお芝居をされていて、役者の古田さんと新たな出会いをさせていただいたと思います。ご期待ください。

■第1話あらすじ

2022年、海上保安庁に「潜水特殊捜査隊」、通称「DCU」が発足した。DCU設立の目的は、島国日本において海や河川で発生する事件の解決や、水際からやってくるテロなどからの防衛。いわば水際捜査に特化したエキスパート集団だ。隊長となったのは、50歳を迎えた新名正義(阿部寛)。メンバーには海保のエリート・西野斗真(高橋光臣)、女性初の潜水士となった成合隆子(中村アン)らがいた。そして過去に水難事件で新名に命を救われた瀬能陽生(横浜流星)の姿も。DCUは海上・水中だけではなく陸上の捜査権限も与えられることになったのだが、そのことが警察関係者との間に溝を生んでいた。

そんなDCUが発足と同時に捜査に向かったのは、群馬県のダム湖。数日前に上陸した大型台風によりダム湖内の水流が変わり、ある人物の頭骸骨の破片が発見されたのだ。警察には手が出せない水深100メートルというダム湖の水底を新名たちが潜水捜査すると、そこには思いもよらない景色が広がっていた。

容疑者として名前が挙がったのは、建設会社の社長で社長就任以前はダム事業を担当していた小山内正一(中村芝翫)、その秘書でどこか陰のある若林朱里(高梨臨)、会社の金を使い込んだことが発覚し、ロシア出張時に失踪して現在も行方不明の野田浩正(宮野真守)。ダム建設に関わっていた疑惑の3人、そして隠された事実とは・・・。

■第2話あらすじ

新名(阿部寛)と瀬能(横浜流星)のわだかまりが解けぬまま、新たな事件が発生した。変死体が発見された北能登の港へ向かうDCUのメンバー。殺害されたのは密漁者と戦う地元漁師のリーダーだった。漁師たちが「犯人は密漁グループの連中に違いない」と騒ぎ立てるのを余所に、新名は地元刑事の坂東(梶原善)と共に捜査に乗り出す。

現場となった場所には水産物の研究所を建てる計画があり、ロシアから政府高官が視察に来る予定が5日後に迫っていた。5日以内に事件を解決するよう命じられた新名は早速、西野(高橋光臣)たちに日本海に沈む遺留品を探すよう指示を出す。そこへ地元の市議会議員・岡部(古田敦也)が現れ・・・。

一方で坂東と共に陸を捜査する新名と瀬能は、被害者の下で技能実習生として働いていた外国人に聞き込みをすることに。やがて排他的な地元民と外国人技能実習生の実態が浮き彫りになり、事件は思いもよらない方向へと進んでいく。

■番組概要

[タイトル] 日曜劇場『DCU』

[放送日時] 毎週日曜よる9:00~9:54

[番組公式Twitter] @DCU_japan

[番組公式Instagram] dcu_japan

[番組公式サイト] 

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