新幹線札樽トンネル 月末にも「札幌工区」工事 振動や地盤、住民から心配の声

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 2030年度末までに札幌延伸を予定する北海道新幹線の札樽トンネル(26.2キロ)で、JR札幌駅に直結する区間「札幌工区」(8.4キロ)の掘削工事が今月末にも始まる。直径12メートルの大型掘削機が市街地の地下を通ることになるため、周辺住民向けの工事説明会では作業に伴う振動や地盤への影響などを心配する声が上がった。

 掘削を始めるのは、札幌市手稲区西宮の沢に設置した立て坑から小樽方面の1.5キロ。シールドマシンと呼ばれる掘削機で深さ19~51メートルの地下を1日15メートルほど掘りながら、同時にトンネルの壁面を組み立てる。小樽方面の掘削は22年冬に終え、札幌駅方面の6.9キロは23年末にも始める。 【関連記事】 新幹線札樽トンネル 札幌工区の掘削土、当面は石狩市の中間処理施設へ