ダカールラリーのアシスタンスロードリエゾンで事故。メカニックが亡くなる

 1月14日にフィニッシュを迎えた2022年のダカールラリーだが、主催者は14日、ダカール・クラシックにプジョー205ターボ16で参加していたPHスポーツのチーフメカニックであるフランス人のクエンティン・ラバリが、アシスタンスルートのリエゾンで地元のトラックとの事故に巻き込まれ亡くなったと発表した。

 事故はアシスタンスルートの234km地点で発生した。ラバリはPHスポーツのチーフメカニックとしてアシスタンスカーでフィニッシュに向け走行していたが、地元警察によれば地元のトラックと接触する事故が起き、20歳のラバリが亡くなった。同乗していたベルギー人スタッフのマキシム・フレールは負傷したが、意識がある状態でジェッダの国家警備隊病院に搬送された。

 主催者はチーム、ラバリの家族に深い哀悼を示している。またチームは獲得した表彰台をラバリに捧げるとコメントしている。

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