Chim↑Pom初のクラウドファンディング開始!会場内に託児所を開設する新プロジェクト「くらいんぐみゅーじあむ」!

国内最大級のクラウドファンディング・プラットフォームを運営する株式会社MotionGalleryは、 2022年春に森美術館にて開催されるアーティスト集団、 Chim↑Pomの展覧会内に託児所を開設する新作アートプロジェクトのためのクラウドファンディングを1月15日(土)より開始(2022年3月31日23:59まで)。 本プロジェクトはChim↑Pomのメンバーと同世代の子育て事情から着想を得てスタート。 森美術館「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」(2022年2月18日~5月29日開催)の新作アートプロジェクトとして展覧会会場内に託児所を開設し、 より多くの子育て中の方々が気軽に美術館を訪れアートを鑑賞することができるようになることを目指している。 また、 子どもの居場所をクリエイティブにつくりだし、 子育てに優しい環境づくりへの課題を私たちがみんなで考えるきっかけになること を願うとのこと。

クラウドファンディング概要

資金の主な使い道:本プロジェクトは個人から広がる社会が作り上げていく場の実現を目指している。 みなさまからのご支援は、 主に託児業務委託費に充てる。 他に、 リターン関係費用(ぬり絵セット制作費、 イベント運営費、 郵送料など)、 クラウドファンディング手数料、 施設管理・運営費用などに使用。 ・期間:2022年3月31日23:59まで ・目標金額:4,000,000円 ・400万円の達成により、 約3日/週の託児所営業が可能になります。 ・800万円の達成により、 約6日/週の託児所営業が可能になります。 ・800万円を超えるご支援については、 「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」で新規制作される作品の制作費に使用させていただきます。 【リターン:1,000円~330,000円】 1.ぬり絵コンテスト参加で応援(1,000円) 2.オンラインイベント参加で応援(11,000円) 3.Chim↑Pomオリジナルぬり絵Bと展覧会招待券(11,000円) 4.Chim↑Pomオリジナルぬり絵BとChim↑Pom展フリーパス(33,000円) 5.サイン入りChim↑Pomオリジナルぬり絵BとChim↑Pom展内覧会ペア招待&フリーパス(165,000円) 6.Chim↑Pom展:ハッピースプリング アーティストプライベートツアー(330,000円) クラウドファンディングページはこちらをクリック

リターン詳細:Chim↑Pomほか審査員によって受賞者が選ばれるぬり絵コンテストについて

ご支援いただいたみなさまに、 Chim↑Pomが描いたオリジナルぬり絵(ダウンロード用リンクをメール送信)をご用意。 みなさまが自由な発想で彩色した作品を募集し、 Chim↑Pomほか特別審査員によって受賞者が選ばれるぬり絵コンテストを開催。 クラウドファンディングのご支援1口あたり1回の応募が可能。 各賞の受賞者には、 「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」招待券2名様分をプレゼント。また、 受賞作品を「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」内の託児所「くらいんぐみゅーじあむ」にて展示。受賞者の発表は、 当サイトの「アップデート」にて行なう。 受賞作品は、 当サイト以外、 Chim↑Pom・各審査員のSNSや、 森美術館のウェブサイトなどでも公表することがありますので、 予めご了承を、。 応募方法:クラウドファンディングのお申込み完了後1週間ほどで、 Chim↑Pomオリジナルぬり絵のリンクをお届け。 こちらより、 ぬり絵、 応募方法・応募先をダウンロードを。 メール本文に必要事項を記入のうえ、 応募先メールアドレスに作品を添付送信にてご応募を。 ぬり絵作品は、 pdf、 png、 jpg、 bmpのデータ形式で応募いただける。

上:審査員 会田誠氏によるぬり絵見本 下:審査員 東村アキコ氏によるぬり絵見本

<コンテスト開催スケジュールと審査員のご紹介>

第1回 会田賞 締切:2022年2月7日(月)必着 発表:2022年2月上旬 審査員 会田誠氏 第2回 河村賞 締切:2022年2月21日(月) 発表:2022年2月下旬 審査員 河村康輔氏 第3回 東村賞 締切:2022年3月14日(月) 発表:2022年3月中旬 審査員 東村アキコ氏 Chim↑Pom大賞(すべての受付作品の中から選出します) 最終締切:2022年4月18日(月) 発表:2022年4月下旬 審査員 Chim↑Pom

くらいんぐミュージアムのイメージ(撮影:山口聖巴)

作家ステイトメント

こんにちは、 エリイです。 私が赤ん坊を産んで、 半年程過ぎたころでしょうか。 美術館でメンバーと一緒に展覧会を拝見していました。 暫く経つと赤ん坊が泣き始めます。 私は展示室の端に置いてあった監視員用の椅子に座って、 服の中に赤ん坊を入れて授乳をしました。 メンバーは赤ん坊と関わっていく中で、 子育てが日常へ介入していない事実を目の当たりにします。 個展の中で託児所を作るという案が浮かんだ時に、 Chim↑Pomスタジオのスタッフのなおちゃんはラインをくれました。 「良いことだし必要だと思います!赤ちゃんいると展覧会じっくり見れなかったり、 少し騒いだだけで監視員に目つけられて居場所なくなるので、 私はもう怖くてワンオペじゃ億劫で展覧会行けないです笑。 子連れの人はみんな欲してるのでは….。 あと、 赤ちゃん連れが気にせずに展覧会鑑賞できる日時を設けたりしてるところもありますね。 というか他の美術館が色々やってるのに森美で託児所無しっておかしいですね….。 子連れに優しくない….」。 駅にはそもそもエレベーターが無かったり、 あったとしても乗るためには駅の反対側まで行かないといけなかったり。 10秒でもいいから、 抱っこをしていてもらいたい。 トイレに行きたい。 自分のまるごとの時間として展覧会を観るなんて、 不可能ではないのか。 そして、 当の子どもだって背伸びしても展示台の作品には届かなかったり、 触るなって言われたり。 作品は見せたいけど。 「くらいんぐみゅーじあむ」は美術館の泣き声。 泣いたってかまいやしないよ、 だって子どもだもの。 鑑賞者はこの声を聴くことになるでしょう。 すべからくこの世の関係者、 誰もが全員、 初めは赤ん坊だったし子どもだった。 あなたも、 私も、 虫も木も。 森美術館で展覧会をやるというと潤沢に資金があると思われがちですが、 そんな事はありません。 集まった金額によって託児所を開ける日数が変わってきます。 毎日開けたいです。 初めてのクラファンですが、 やった事がないことをやるのはワクワクもします。 どうぞよろしくお願いします!

森美術館ステイトメント

2022年に森美術館で開催される展覧会「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」(2022年2月18日~5月29日開催)は、 初期から近年までの代表作と本展のための新作を一堂に集めて紹介し、 結成17周年を迎える彼らの活動の全貌を検証する世界初の試みとなります。 本展のための新作として、 Chim↑Pomは託児所「くらいんぐみゅーじあむ」を開設します。 彼らは独創的なアイデアと卓越した行動力で、 私たちの意表を突く数々のユニークなプロジェクトを手掛けてきました。 この新プロジェクト「くらいんぐみゅーじあむ」も同様ですが、 アーティストによる斬新で安全な託児所を美術館の中に開設することは森美術館にとっても新たな挑戦となります。 日本では少子化対策が進んでいるものの、 改善できることはまだ多くあります。 この託児所をより多くのお客様にご利用頂くために、 また社会全体における子育て環境への問題意識の喚起のために、 プロジェクトをみなさまと一緒に育てていきたいと思います。 みなさまのご支援をお願いいたします。

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