【川崎フロンターレ】新体制発表 リーグV3とACL初制覇目指す 背番号14は脇坂に

鬼木監督と記念撮影する新加入選手たち。(左から)佐々木、瀬古、五十嵐、永長、松井、早坂=川崎市川崎区©KAWASAKI FRONTALE

 J1王者の川崎は15日、川崎市川崎区のカルッツかわさきで2022年シーズンの新体制を発表した。2007~09年の鹿島以来となるリーグ3連覇とアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)初制覇を目指し、就任6年目の鬼木達監督は「簡単なミッションではないが、挑めるのは自分たちだけ。全力を注ぎ、タイトルにこだわり続けたい」と力強く宣言した。

 新戦力はタイ代表MFチャナティップやJ2横浜FCから加入したMF瀬古樹ら7選手。チャナティップはキャンプ中にチームに合流する見通しで、クラブを通じて「Jリーグで最高のチームの一つとともに戦えることは光栄。優勝するためにプレーし、リーグチャンピオンになりたい」とコメントした。

 今季の背番号も発表され、一昨年まで中村憲剛氏が付けていた14番は大卒5年目のMF脇坂泰斗に決まった。

 また、4月に退任予定の藁科義弘社長は「6年間でタイトルを六つ取れたのは本当に大きな喜び。これからも発展し、アジアや世界に羽ばたくクラブになってほしい」とあいさつ。後任の吉田明宏副社長は「地域の誇りとなるクラブをこれからもぶれることなく目指していく」と語った。

 チームは17日に始動し、24日から沖縄県内でキャンプに臨む。

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