潮位上昇、22万人避難指示 鹿児島、岩手に津波警報

南太平洋・トンガ沖で15日、海底火山の大規模噴火があり、同日夜から16日にかけて、日本列島の太平洋沿岸で潮位が上昇する大きな変化を観測した。総務省消防庁によると、全国8県で約22万9千人が避難指示の対象になった。気象庁は16日未明、鹿児島県の奄美群島・トカラ列島や岩手県に津波警報、北海道から沖縄県にかけての太平洋沿岸部全域などに津波注意報を発令した。鹿児島の警報は16日朝に解除した。

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