ファジ FWチアゴアウベス合流 「J1昇格に貢献を」

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ファジアーノ岡山の練習に合流したチアゴアウベス=16日、政田サッカー場

 J2ファジアーノ岡山に今季J1G大阪から完全移籍加入したFWチアゴアウベス(29)が16日、政田サッカー場(岡山市)での全体練習に初参加した。新型コロナウイルス感染防止のための自主隔離期間を終え、チーム始動から遅れての合流。“パンチ”の効いた左足のキックを持つブラジル人は「J1を目指すプロジェクトに引かれて岡山に来た。昇格に貢献する」と頼もしく語った。

 新たなチームメートと会話しながらジョギングやストレッチで体をほぐし、その後は別メニューでパス交換などに精力的に励んだ。「隔離中は閉じこもった生活をしていた中、メンバーが温かく迎えてくれ非常にうれしい」と笑みをこぼした。

 弾丸のようにゴールに一直線で向かうシュートが最大の武器で「持ち味を出し、得点を決めていきたい」。Jリーグでは2017年の清水を皮切りに鳥栖(19、20年)、G大阪(21年)とJ1でプレーを続け、通算51試合出場9ゴール。16年は韓国1部で2桁ゴールをマークしている。

 母国リーグではブラジル代表ネイマールと2トップを組んだこともある。「ポテンシャルは本当にすごい」と評価するのは清水の強化担当時代に日本に連れてきたファジアーノの原強化部長だ。スピードに乗ったドリブルも魅力といい「コンディションが整えば攻撃のけん引役としてかなりやると思う」と期待する。

 ハードワークも怠らないプレースタイルはチームにマッチしそうだ。「J2は球際のバトルが激しい印象。しっかりと戦いたい」。落ち着いた口調で2月開幕のリーグを見据えた。