「全てでトップにならなきゃ」堂安律が体感したブンデスリーガのえぐさ

眼科底骨折から復帰したPSVの堂安律。古巣フローニンゲンとの試合でピッチに戻ってきた。

昨季はビーレフェルトにローン移籍してブンデスリーガを戦った堂安だが、今季はふたたびエールディビジでプレーしている。『NOS』によれば、その堂安はこう話しているそう。

堂安律(PSV)

「(オランダ移籍当初はホームシックになり)日本から来た若者にとっては大変だった。

(PSVがブンデスクラブへの売却が失敗に終わったことで)自らの居場所のために戦い続けなければいけない。本当の堂安律はAZ戦で初めて姿を見せた。

(ブンデスで)自信をつけた。ドイツの対戦相手はこれまで闘ってきたなかで最も強い。

全てが違う。フィジカル、スピード、インテンシティ。

自分はあらゆる部分でトップにならなければいけない。このリーグが成長するチャンスを与えてくれることは嬉しい」

そんな堂安をフローニンゲンでテクニカルディレクターを務めたロン・ヤンスは「リツはやみくもにシュートはしない。本当のプラスアルファを加えてくれる」と賞賛。また、PSVのロジャー・シュミット監督も「うちにはボールに強いストライカーたちが大勢いるが、自分のスタイルはドリブルだけではない」と堂安が持つ特性を評価しているそう。

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そんな堂安はいまだにオランダ語には苦戦しているというものの、インタビューでは英語でジョークも飛ばしていたそう。

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