ハンドメイドフェスモノ(令和3年12月17日~19日) ~ ここでしか出会えないお気に入りが見つかるイベント開催

令和3年12月17日(金)~19日(日)の3日間、「HANDMADE FES MONO vol.1(ハンドメイドフェスモノ)」が開催されました。

全国から200名以上のハンドメイド作家がオリジナル作品を持ち寄り開催されたこのイベントでは、ハンドメイド雑貨の販売のみならず、ワークショップや魅力的なフードのブースも。

過去には広島市や岡山市でも開催されていますが、福山では初めての開催であるハンドメイドフェスモノのようすをレポートします。

「ハンドメイドフェスモノ」とは

ハンドメイドフェスモノは、ハンドメイドフェス事務局の主催で開催されたイベントです。

全国から200名以上のハンドメイド作家が参加し、オリジナルの雑貨や小物、アクセサリーやバッグなどさまざまなアイテムを販売します。

福山最大級であり福山では初めて開催されたハンドメイドフェスモノ。

筆者は初日の17日に足を運びましたが、朝早くから駐車場はすでにいっぱいになっていて、注目度の高さに驚きました。

ハンドメイドフェスモノのようす

広い会場の中には、たくさんのブースが並んでいます。

3日間のイベントに、3日間とも出店というお店がほとんどでしたが、1~2日間のみ出店のお店もありました。

イベント初日に出店していたお店や商品をピックアップして紹介します。

さまざまなジャンルのハンドメイド雑貨

会場内には、多くのハンドメイド雑貨のブースがところせましと並んでいます。

ハンドメイドといっても、ブローチやピアスなどのアクセサリーからスタンプやレターセットまで、そのジャンルはさまざま。

人気のブースには、ここでしか出会えない雑貨を購入しようと朝から多くのお客さんが集まっていました。

お目当ての商品や気になるブースがあるなら、早めに足を運ぶのがよさそうですね。

▼「ナカタマサミ(オヒネリ2号)」のブースには、プラバンで作成されたピンバッジやキーホルダーがズラリ。

絶妙な表現の唯一無二のハンドメイド作家さんです。

ピアスはその場でイヤリングにもしてもらえるそう。愛嬌抜群のイラストに癒されます。

▼こちらは創作こけしやこけしモチーフの「COOKIES」。青森県からの出店だそうです。

こけしモチーフのがま口やバッグなどが並んでいました。

▼2022年の干支である寅をかぶったこけしもかわいいですよ。

▼ふんわりと優しいイラストが描かれたレターセットやカードが並んでいるのは、イラストレーター「juri(じゅり)」のブース。

▼ミニフレームもたくさん!よく見ると数字になっていますね。

数字を合わせて誕生日のプレゼントにしたり、思い入れのある数字を選んだりと、いろいろな楽しみ方ができそうです。

▼「SWEET ROCK TOWN」のポップなポスターには旅する子豚の姿が。

描かれているのは架空の世界です。さまざまな場所を楽しむ子豚くんを見ていると、旅に出かけたくなりました。

▼子豚はステッカーにもなっています。

いろいろなコメントと子豚の表情に思わずニヤリとさせられました。

海の生き物が大好きで生き物モチーフの雑貨を制作しているという「かめこあーと」の店頭には、ちょっと変わった生き物たちが並んでいました。

▼チンアナゴの置物やストラップ。メンダコとカエルアンコウはメモスタンドです。

▼海をモチーフにしたピアスやヘアゴムも。

キラキラとした中に海の生き物たち。

個性的なものが多いのもハンドメイド雑貨の魅力ですね。

▼「まん丸ギャラリー」の丸くてコロンとしたピアスは、一つひとつ手書き。

シマエナガのモチーフは人気があるようで、置物やアクセサリーなどあちこちのブースで見かけました。

▼こちらはシマエナガのブローチです。

みんな連れて帰りたくなるほどの愛くるしい置物。

一つひとつ表情が違うのも、ハンドメイドの大きな魅力ですね。

世界でひとつのお気に入りと出会えるのもハンドメイド作品の楽しさのひとつ。

▼美しい模様のネックレスやブローチは、すべて手描きの一点ものです。

▼その場で実演もしていました。

あっという間に美しいモチーフが描かれていくようすに、思わず見とれてしまいます。

ハンドメイドの種類は幅広く、布小物や粘土作品、レジン、プラバンなどの他に、シルバーのネックレスや指輪など、アクセサリーのお店も数多く出店しています。

▼木と金属の組み合わせが美しい指輪は、山迫国光さんの作品。

確かな技術が光る工芸品ですね。

ワークショップでモノつくり体験も

ハーバリウムやサンキャッチャー作り、スイーツデコ、ミニチュア粘土のワークショップなど。

気軽にモノつくり体験が楽しめるワークショップのブースもありましたよ。

手作りパーツを使ったデコ体験用のカラフルなパーツがずらり。見ているだけでも楽しくなります。

▼こちらは万華鏡作りのワークショップブース

小さなビンに好きなビーズを入れてケースに入れると、世界でひとつの万華鏡ができあがります!

ビンに紐をつければネックレスやストラップにも。好きなカラーのビーズパーツが選べます。

ハーバリウムのボールペンと電球作りが体験できるワークショップも。

他にも、マイ箸作りやミニチュアガーデン作り、多肉植物の寄せ植えなど、3日間で20種類ほどのモノづくり体験が気軽に楽しめるようになっていました。

ハンドメイド雑貨を購入するだけではなく、自分だけのオリジナル作品を作ってみるのもいいですね。

フードブースはすべてテイクアウトで販売

フードブースには、パンや焼き菓子、お弁当など、ランチとしてはもちろん、クッキーやドライフルーツの量り売り、スモークチーズや紅茶まで、さまざまなお店が出店していました。

今回はイートインスペースはなく、すべてテイクアウトでの販売です。

▼こちらはねこ耳どらやきのブース

キュートな耳がついたどらやきは、ねこの表情もキュート。普通のアン以外にも、抹茶やチョコなどバラエティ豊かなどらやきです。

▼より取り見取りのスコーンは20種類ほど。

▼抹茶とクランベリー、そしてきな粉の3種類を購入してみました。

さっくり、そしてホロホロの食感のスコーンです。この食感はクセになりますね!

さわやかな酸味のクランベリー。かみしめるとふわりと香りがするきな粉など、どれも優しいお味でした。

ここでしか出会えないオリジナル雑貨

個性的な作品も多く、眺めているだけでも楽しいハンドメイドフェスモノ

ハンドメイド雑貨はSNSや通信販売サイトなどで購入できるお店も多いですが、実際に目の前で手に取って選ぶのは楽しいですね。

集まったたくさんのお客さんも、一つひとつ個性的なオリジナル雑貨との出会いにキラキラとした表情を浮かべていました。

青森からきたお店、大阪でのイベントの後にそのまま福山へきたお店など、出店者のほとんどが遠方からの参加。

「岡山や広島で開催されたときに購入したんです」と、お気に入りのお店を訪れているお客さんもいました。

今回、福山で初めての開催となりましたが、多くのファンが次回の開催を心待ちにしていることでしょう。

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