横浜DeNAの新人選手の合同自主トレーニングは全日程を折り返し、18日から第3クールが始まる。ドラフト1位の小園健太投手(18)=市和歌山高=は「すごく野球に集中できていて、いい感じに毎日を過ごしている」と表情は明るい。
7日の入寮時は「新しい環境だし寮生活の経験もなく、不安もある」と吐露していた大物ルーキー。同期入団のチームメートとはすっかり打ち解けた。フライングディスクやラグビーボールを使ったトレーニングに笑顔を見せることもあった。
練習後は「することがないので」と午後9時には就寝し、翌朝は午前7時起き。「練習時間が長く5~6時間だった」と高校時代に比べて倍近く眠れているという。「(肩など体も)絶好調です」と春季キャンプへ状態も上向きだ。
17日は新人全9選手で横須賀市の歓迎セレモニーに出席。小園は1年目の目標を「初勝利」と色紙に記した。自主トレ期間中のブルペン入りは未定だが、「いつ言われても大丈夫なように準備したい」と力強かった。