【新型コロナ】「かながわPay」利用期間延長 神奈川県、加盟登録店の追加募集も

「かながわPay」の専用アプリの画面

 神奈川県はスマートフォンの専用アプリを活用した消費喚起事業「かながわPay」について、ポイントの付与期間を4月末まで延長すると発表した。これに伴い、ポイントの利用期間も5月末まで延ばす。これまではポイント付与が1月末、利用期間は2月末までとしていた。

 県によると、ポイント付与の総額として70億円分を確保しているが、16日時点の付与額は25億円程度にとどまる。さらなる活用を促そうと、期間を延長することにした。加盟登録店が約1万1千店で頭打ちとなっていることも利用が伸びない一因として、加盟店の追加募集も行う。

 同事業は新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた地域経済の支援策として、昨年10月にスタート。専用アプリによるキャッシュレス決済で買い物をすると、支払額の最大20%分をポイントで還元する。1人当たりのポイント付与の上限は3万円。

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