【新型コロナ】神奈川県、後遺症治療のサイト開設 地域の対応医療機関紹介

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症の後遺症治療に関し、神奈川県は17日、県内各地域で対応可能な医療機関を紹介するウェブサイトを開設した。倦怠(けんたい)感や味覚・嗅覚の異常などの症状についても解説している。県のホームページからアクセスできる。

 後遺症治療に1次的に対応する医療機関を地域ごとに一覧で公表することで、速やかな相談・治療につなげる狙いがある。

 ウェブサイトでは横浜、川崎、相模原、横須賀三浦、県央、湘南、県西の7地域ごとに計約120の対応医療機関を所在地や電話番号入りで掲載。今後も随時、更新していく考えだ。

 県は後遺症への対応モデルとして、まずこれらの医療機関を受診してもらい、症状の改善などが見られない場合は、より専門的な北里大(相模原市)、聖マリアンナ医科大(川崎市)、東海大(伊勢原市)、横浜市立大(横浜市)の各大学病院での治療を想定する。

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