米補給艦「ペコス」 修理終え民間造船所を離岸

 横浜市は17日、三菱重工業横浜製作所(同市中区)に修理のため着岸していた米軍の補給艦が離岸したと発表した。防衛省南関東防衛局が同日、市に連絡した。

 市によると、補給艦は軍事海上輸送司令部所属の「ペコス」。昨年10月23日に着岸し、修理を終えて今月15日午前10時ごろに離岸したという。

 同工場で米艦船が修理や整備を受けるのは2019年4月のイージス駆逐艦「ミリアス」以来、4例目。米艦船の修理を巡っては現在、ジャパンマリンユナイテッド横浜事業所鶴見工場(同市鶴見区)で別の輸送艦1隻を受け入れている。

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