鉄板の“4輪駆動×6速MT”を組み合わせた人気モデル『フィアット・パンダ・ストリート4×4』が再上陸

 イタリアの生活を支えた初代から、その“無骨かわいいルックス”と実直な性能で支持を集めてきた『Fiat Panda(フィアット・パンダ)』に、高いデザイン性を持つ現行3代目のルックスを引き立てる専用ボディカラーと、4輪駆動による高い悪路走破性を兼ね備えた限定車『Panda Street 4×4(パンダ・ストリート・フォーバイフォー)』が登場。1月15日より160台限定で発売開始となっている。

 この3代目でも、2011年登場以来のロングセラーモデルに成長したフィアット・パンダは、独特の背高スタイルとコンパクトながら広々した室内空間を実現し、四角いなかでも丸みを帯びた“スクワークル(スクエア+サークル)”と呼ばれる、遊び心あふれるデザインテイストを特徴とする。

 そうしたルックスと使い勝手の良さに加え、今回のモデルでは2020年に登場した限定車と同様、ファンにはお馴染みの4輪駆動システム&マニュアルトランスミッション(MT)を組み合わせたパワートレインが再び搭載された。

 標準仕様のパンダと異なるエクステリア上の特徴は、専用の前後バンパーやブラックのフェンダーアーチ、ルーフレール、サイズアップした15インチスチールホイール+175/65R15タイヤなどで、タフな雰囲気を演出。

 しかし過度なクロスオーバーSUV的演出は抑えられ、歴代モデルが培ってきた4×4モデルの高い機動性はそのままに、落ち着いたエクステリアデザインやダークセラミックグレーの専用ボディカラーを採用することで、どのようなシーンにも溶け込む雰囲気に仕立てられた。

 一方のインテリアでは、ヒーテッドフロントガラスやフルオートエアコンディショナー、前席シートヒーターを備え、寒冷地でも快適な室内空間を実現。さらに専用デザインのファブリックシートやセンターコンソール収納、電子式ディファレンシャルロックを特別装備し、セキュリティ性の向上にも寄与するリヤプライバシーガラスや車庫入れ時に安全をサポートするリヤパーキングセンサーも備えられた。

 直列2気筒8バルブのインタークーラー付直噴ターボの“ツインエア”に、6速MTを組み合わせる魅力的なパワートレインは、85PS/145Nmというアウトプット以上の快活な走りを見せ、WLTCモード燃費も16.3km/Lと優秀な省燃費性能を実現する。

 4WDならではの高い走破性とキビキビ走る爽快な運転性能、コンパクトながら優れた居住性および積載性など、歴代のノウハウが凝縮された『パンダ・ストリート4×4』の価格は、242万円(消費税込み)となっている。詳細はフィアット公式ホームページ(https://www.fiat-auto.co.jp/limited/panda-street4x4/)まで。

今回のモデルでは2020年に登場した限定車と同様、ファンにはお馴染みの4輪駆動システム&マニュアルトランスミッションを組み合わせたパワートレインが再び搭載された
直列2気筒8バルブのインタークーラー付直噴ターボの“ツインエア”に、6速MTを組み合わせる魅力的なパワートレインを搭載
ヒーテッドフロントガラスや前席シートヒーターを備え、専用デザインのファブリックシートも特別装備
サイズアップした15インチスチールホイール+175/65R15タイヤに、電子式ディファレンシャルロックも特別装備した

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