板垣瑞生、自らのアイデアで”ひょっとこ”のお面をかぶる 「君が落とした青空」場面写真

2月18日より劇場公開される、櫻いいよによる同名小説の映画化作で、福本莉子と松田元太がダブル主演する映画「君が落とした青空」から、実結(福本莉子)に密かな恋心を抱く、本山佑人(板垣瑞生)の新たな場面写真が公開された。

友達関係にある実結に自分の気持ちを打ち明けられない一方で、彼氏・修弥との関係に悩む彼女を持ち前のユーモアで笑わせたりもする、元気で明るい性格の佑人。公開された場面写真では、佑人がオレンジの派手なパーカーを着て真剣な表情を見せる姿と、ひょっとこのお面をかぶった姿が切り取られている。

ひょっとこのお面は佑人を演じた板垣のアイデアで、自宅で台本を読んでいた時に部屋にひょっとこのお面を見つけたことがきっかけだったという。板垣は、「何かできないかなと思った時に、ひょっとこが目に入ったので試しに被って台本を読んでみたんですけど、面白いんじゃないかなと思い現場に持っていきました。NGなら仕方ない、くらいの気持ちでしたね」と語っている。また、クランクイン最初のカットで、いきなり自前のひょっとこのお面をかぶって芝居をし始めた板垣に、Yuki Saito監督はとても驚いたそう。「面白い役者だよと以前から聞いていたけれど、本当にそうだと思いました」と振り返っている。

ひょっとこのお面には、板垣なりの深い考えもあったという。「ひょっとこと同じような面は狂言にも使われていて<うそぶき>と呼ばれるようなんです。うそぶくのは佑人もそうですよね。優しいが故に、自分の実結に対する恋愛感情を内に秘めて、とぼけて知らないふりをする。そういった意味もありました」と、板垣の役者としての細かいこだわりと自由な発想が発揮された姿となっている。

「君が落とした青空」は、付き合いはじめて2年の高校生、実結と修弥によるタイムリープ・ラブストーリー。交際相手の修弥が何を考えているのかわからなくなっていた実結。どこか気まずい空気が続いていたある日、修弥が実結の目の前で交通事故に遭ってしまう。しかし目覚めた実結は同じ日の朝に戻っていることに気づく。修弥を救おうと必死に同じ日を繰り返す実結は、隠されていた修弥の秘密を知ることになる。水野実結役を演じるのは、「思い、思われ、ふり、ふられ」で浜辺美波とダブルヒロインを演じた福本莉子。篠原修弥役は、Travis Japanのメンバーである松田元太が務める。

【作品情報】
君が落とした青空
2022年2月18日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2022映画『君が落とした青空』製作委員会

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