モジ市=森昇さん白寿をお祝い=「120歳まで生きる」

ゴルフ大会での森さん(写真提供:João Riardo Santo)

 「感謝の心が大切。その中でも親への感謝が一番大切だよ」――白寿祝いを兼ねたゴルフ大会に集まった約50人を前に穏やかに語った。森昇さんは1月6日に98歳(数え年で99歳)を迎えた。目標は「120歳まで生きること」だ。
 白寿祝い兼ゴルフ大会は9日、モジ市のモラロジア・ゴルフ場で開催された。昇さんは起伏が激しいコースもカートを使用しないで自らの足で歩きプレイ。ゴルフ歴は40年を超え、大会では7位の好成績を収めた。コロナ禍中も毎日練習を欠かさなかったという。
 長男のシドニー昇仁(しょうじ)さん(現イピランガ病院医院長)は昇さんの健康長寿の秘訣について「父はいつも頭を使い、分からないことがあったらもう一度聞いてメモしている。食事は腹八分目に留め、肉は食べず、酒も煙草もしない。いつも朗らかで楽観主義。友達との交友関係も忘れていない」と語った。

ゴルフ大会後の白寿祝いの様子(写真提供:João Riardo Santo)

 ゴルフ大会にはモジ在住の堀井寿男(ひさお)さん(パラダイスゴルフ場オーナー、故・堀井文夫氏の長男)も参加。「ドトール・モリには生まれた頃からお世話になっている」と笑顔。モジ市で輸出入業を営む松原新太郎さんは「森先生はモジ日系人の模範のような人。これからも元気でいてほしい」と白寿を祝った。
 森昇さんは1924年1月6日、サンパウロ州ノロエステ地方のビリギ市に生まれた二世。53年にリオ国立大学医学部卒業。64年にイピランガ病院を建設。79年から82年にかけてモジ市副市長も勤めた。イピランガ病院では昨年3月まで医院長を務めた。
 ゴルフ大会の結果は一位にナミエ・リカルド・チカラ氏(三世、モジ出身)、二位にジョー・アング氏(ブラジル人、インドネシアのジャカルタ出身)が入賞を果たした。

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