タリバンに父を殺害される壮絶人生…女子サッカー選手、医者になる夢を叶える

永里優季も所属したアメリカ女子1部レーシング・ルイビルFCで10番を背負うナディア・ナディーム。

彼女はマンチェスター・シティやPSGでもプレーした経験を持つ34歳のFWだ。

アフガニスタンの生まれながら、アフガニスタン軍の将軍だった父親がタリバンに殺害されると11歳で家族とともにデンマークに移住。デンマーク代表として99試合に出場してきた。

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そのナディア・ナディームはSNS上で医師免許を取得したと報告。『L'Équipe』によれば、彼女はサッカーキャリアともに医学の勉学を続けてきたという。

ナディア・ナディーム

「私は国境なき医師団を尊敬していますし、そこで働きたい。そうなれば、素晴らしく光栄なことです。

医師として働きながら、何らかの形でサッカー界にも残ることが夢です。

もし私を必要としてくれるなら、FIFAやUEFA、その他の連盟・協会とも働くことができるはずです。

サッカー界をより大きなものにして、まだ見ぬところに連れていきたいですね」

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