冬型一旦緩み、その後再び強まる予想

19日(水)は、日本の東にある複数の低気圧が東よりに進み、次第に陸地から離れます。一方、大陸の高気圧が東シナ海の別の高気圧を吸収しながら、日本付近への張り出しを続ける見込みです。このため、日本付近の冬型はやや緩む傾向となります。
北日本から東日本の日本海側や山陰では雪の降る所が多いでしょう。所により雷を伴う見込みです。北日本から西日本の太平洋側や九州北部は概ね晴れますが、東北から関東の山沿いや近畿などでは雲が広がりやすく、所により雪や雨が降りそうです。南西諸島は雲の多い天気となり、先島諸島を中心に雨が降るでしょう。
19日に一旦緩む冬型も、20日(木)には再び強まる予想です。雪の降り続く地域では、引き続き、積雪や路面の凍結などによる交通障害にご注意ください。

気象予報士・吉田 信雄

画像について:19日午前9時の予想天気図。

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