ベトナム人実習生訴え 日本人から暴行 福山市の団体が保護

岡山市の建設会社で働いていたベトナム人技能実習生が、約2年間にわたって複数の日本人から暴行を受けていたと訴えています。会社側も事実関係を認めています。

ほうきで殴られるベトナム人実習生。暴行しているのは日本人の従業員です。

このベトナム人の男性(41)は技能実習生として2019年から岡山市の建設会社で働き始めました。

その後、約2年間にわたり複数の日本人従業員から暴行を受け、歯が折れたり、肋骨3本を骨折したと訴えています。

ベトナム人技能実習生「怒っても我慢しないといけないと思っているから、2年間ずっと我慢してきました」

男性は去年10月、福山市の労働組合に助けを求め、現在はシェルターで保護されています。

労働組合によりますと会社側は事実関係を認め、謝罪と補償の意思を明らかにしているというとです。

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