名古屋市内の自宅で死亡の男性、オミクロン株感染と判明

 名古屋市は18日、12日に自宅で死亡していたのが発見された70代の男性について、ゲノム解析の結果オミクロン株に感染していたことが分かったと発表した。市では詳しい死因は分かっていないとしている。

市内在住の70代男性、自宅療養中

 名古屋市によると、この男性は名古屋市内在住で11日に新型コロナウイルスへの感染が判明。発熱や全身の倦怠感などの症状が出ていたが軽症という判断で、市の保健センターが連絡先を伝えていた。その後、男性の介護計画を担当しているケアマネージャーが、11日夜から複数回電話で安否を確認しようとしたところつながらず、明けて12日の朝に救急車の派遣を要請。救急隊員が自宅で男性が死亡しているのを発見した。

 18日、市はこの男性について、ゲノム解析の結果オミクロン株に感染していたことが分かったと発表した。男性は間質性肺炎や肺気腫などの基礎疾患があったとしているが、詳しい死因は分かっていないという見解を示している。

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