【新型コロナ】神奈川県、飲食店に時短と人数制限要請の意向 基準満たさない場合、酒提供停止も

神奈川県庁

 新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、政府が神奈川などに適用する方針のまん延防止等重点措置に関し、神奈川県が県内全域の飲食店に対して営業時間の短縮と同一テーブル4人以内の人数制限を要請する意向であることが18日、関係者への取材で分かった。基準を満たさない飲食店には、酒類の提供停止を要請することも検討している。応じた場合には協力金を支払う。

 感染対策の基準を満たした「マスク飲食実施店認証制度」の認証店については(1)午前11時~午後8時の酒類提供を可能とした上で、営業時間は午後9時まで(協力金は1日2万5千~7万5千円)(2)酒類の提供を停止し、営業時間は午後8時まで(協力金は1日3万~10万円)―のどちらかを選べるようにする方向で検討している。

 基準を満たさない「非認証店」には酒類の提供停止を要請し、営業時間は午後8時まで(協力金は1日3万~10万円)とする方向だ。

 県は19日に示される重点措置に関する政府方針を受けて要請内容を最終決定する。重点措置の適用を共同で要請した首都圏の3都県とも調整を進める。

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