2号機を発売出荷 低価格化図り ビギナーへ浸透 越後繊維 ロードバイク「毘沙」

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 繊維製品販売の越後繊維(上越市本町7)は14日、2019年に立ち上げたロードバイクブランド「毘沙」の2号機を発売、全国のサイクルショップから注文があった約200台を出荷した。1号機と比べ価格を下げ、ロードバイクビギナーへの浸透を図る。

中国の工場から送られてきた「毘沙」2号機を確認する大嶋社長(14日、上越市内で)

 ブレーキや変速レバーといった「コンポーネント」は国内メーカー製を調達し、フレームは提携する中国の工場で製造している。フレームは軽量で振動吸収性に優れた炭素繊維製。国内メーカー製コンポーネントや炭素繊維フレームは1号機でも採用したが、ディスクブレーキを搭載して制動性能を上げ、コンポーネントを低価格のものに変更して価格を下げた。価格は1号機より3万円程度安い13万2000円(税込み)。

 当初は8月発売、価格10万円程度を予定していたが、世界的な需要拡大でコンポーネントの調達が遅れ、発売スケジュールがずれ込んだ。また原料となる炭素繊維の高騰、海外製造のため円安の影響を受け輸入コストが増大した。大嶋哲社長は「調達や為替の環境が同じなら、今後製造したら今回の価格では販売できない」と話す。

 1号機発売以降の2年間で、取扱店は全国に広がった。また、ロードバイクはコロナ下での運動不足解消の手段として注目を集める。大嶋社長は「ロードバイク市場はそれほど大きくない。小規模事業者にも商機はある。『ロードバイクは高い』と諦めた消費者が手を出せる商品を作っていきたい」と話した。

 詳しくは毘沙ホームページ(https://bisya.jp)で。