今や“飲酒”でストレス発散は古い? Z世代がストレスを発散する手段とは

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月~金曜7:00~)。1月10日(月・祝)放送の「FLAG NEWS」のコーナーでは、世代別の“仕事ストレス発散法”について取り上げました。

◆世代別で全然違う、仕事のストレスを解消する方法

人材総合サービス会社が働く世代4,000人を対象に実施した「仕事のストレスをどう発散しているのか」についてのインターネット調査によると、「旅行」や「食事」など世代ごとの違いが浮き彫りに。51歳~60歳のバブル期世代は「旅行」、16歳~25歳のZ世代は「食事」がそれぞれ最多でした。

一方で「飲酒」と回答した男性は就職氷河期世代(41~50歳)で1位、バブル期世代で2位でしたが、Z世代やミレニアル世代では上位5番にも入りませんでした。

この結果に「興味深い」と関心を示したのは、生理への理解を広げる団体「#みんなの生理」共同代表の谷口歩実さん。「働くなかでストレスはあると思うが、ストレスを抱えながら働いて得たお金をストレス解消に使い、また仕事でストレスが溜まり、お金で解消するというループにハマっていくと、何のために働いているのかと思ってしまう」と悔やみ、「そういう無駄なストレスがないような、誰もが安心して働けるような環境を作っていきたい」と望みます。

一方、NPO法人「あなたのいばしょ」理事長の大空幸星さんはストレス発散のための「食事」について言及。「お腹が空いて食べるのではなく、ストレスがあるから食べるのは"エモーショナル・イーティング(感情的摂食)”と言い、これをずっと続けていくと過食症や拒食症などに繋がり、逆に心が余計に苦しくなりかねない」と危惧します。

例えば、ご飯をゆっくりと時間をかけて食べてみたり、食べる前に5秒ぐらい時間をおいたり、考えて食べてみるなど、そうしたことを行うことで少しずつ緩和されていくと言い、「ストレスの発散方法で『食事』が必ずしもいいかというとそうではない。本来の食事を楽しんでほしい」と訴えます。

これにキャスターの堀潤が「早速今日からやります」と誓うと、「ダイエットにもなると思います」と付け加える大空さん。改めて、「(食事は)ゆっくり噛んで食べましょう」とアドバイスしていました。

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<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

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