山本舞香が「相棒」に初出演。物語の鍵を握る謎の女性役

山本舞香が、テレビ朝日系で放送中の連続ドラマ「相棒 season20」(水曜午後9:00)の1月26日放送・第13話「死者の結婚」にゲスト出演。物語の鍵を握る謎の女性を演じることが分かった。

season20という節目にふさわしく、昨年10月のスタートから挑戦的かつ濃密なミステリーを描いてきた「相棒」は、今シーズンも折り返し地点を過ぎ、いよいよ2015年10月以来、7年にわたって関係性を築いてきた杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)の最終章に突入している。

第13話は、捜査一課の刑事・伊丹憲一(川原和久)のもとに、定年退職した元似顔絵捜査官・黒瀬和成(勝部演之)が訪ねて来たところから展開。黒瀬は13年前に行方不明となった少女の両親に頼まれ、彼女が成長した姿を想像し、ウエディングドレス姿の冥婚絵を描いたが、自分が描き上げた肖像とそっくりな若い女性を見かけたという。捜査を始めた特命係の杉下と冠城の前に現れたのは、黒瀬のいう通り、絵とうり二つの女性・菅原遥香(山本)。彼女は失踪した少女の従姉妹と名乗るが、その矢先、ある男性が刺殺される事件が発生。被害者は黒瀬が描いた冥婚絵のプリントアウトを所持していた――。

山本は今回の出演に、「長年続いている作品にまさか声を掛けていただけるとは思っていなかったので、お話をいただいた時はびっくりしました」とプレッシャーを感じながらも、「現場に入ってごあいさつをさせていただいた時、水谷さんと反町さんがスタッフさんたちにグータッチでフランクにあいさつを交わされているのを見かけて。現場はとても明るくて、楽しくお芝居することができました」と先輩たちの雰囲気に、緊張がほぐれたと明かした。

物語の鍵となる難しい役どころについては、「監督とはご一緒するのが2回目だったので、お話をいただいた時に連絡をして、たくさん役についてお話をしました。理解が難しいところは細かく話し合いをさせていただきました」と述べ、「私自身とても勉強させていただきました。優しい気持ちで見ていただけたらうれしいです(笑)」と笑顔でメッセージを寄せた。

そして、本日1月19日放送・第12話は「お宝探し」。元生活安全課の警察官・安岡宏(小宮孝泰)が殺害される事件が発生。彼が徳川埋蔵金の発掘調査動画を投稿していたことに注目した杉下は、真相を探るため“埋蔵金ハンター”に仲間入りする。一方、東京に残った冠城が、安岡と大手不動産会社会長・東堂元信(目黒祐樹)の接点をつかんだことから、事件は意外な展開を見せる。

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