ザ・ウィークエンド、新作アルバム発売12日で5億回再生突破。海外レビューでも好評

ザ・ウィークエンド(The Weeknd)が2022年1月7日に発売した新作アルバム『Dawn FM』は、CDやLPといったフィジカル商品が発売されていないにもかかわらず、世界中のチャートでトップを獲得。Apple Musicでは125カ国で1位、SpotifyではUSやグローバルチャートで1位を獲得しており、これまでの累積ストリーミング数は5億回を超えている。

また、アルバムは最新の全米アルバムチャートにて初登場2位を記録し、昨年発売したベスト盤『The Highlighs』も6位を記録し、同チャートのTOP10に2作品がランクインという珍しい結果となっている。また、「Sacrifice」のビデオはYouTube Trendingで1位を獲得し、ラジオではTop 40、Rhythm、Hot ACで最も追加された楽曲となっている。

<ミュージック・ビデオ:The Weeknd – Sacrifice (Official Music Video)>

批評家からの声

『Dawn FM』は、今まで発売されたザ・ウィークエンドの作品の中で、現時点で最も評価されている作品となっている。批評サイトMetacriticでは、彼の今までの作品の中で最高得点である批評家89点/ユーザー92点を記録。バラエティ誌は、下記のように評している。

「『After Hours』は発売から2年近くも反響を呼び続け、その最中に我々は気の遠くなるようなパンデミックの新たな局面に直面した。そんな中発売された、おそらくザ・ウィークエンドのこれまでで最高かつ最も完全に実現されたアルバムである『Dawn FM』が、ファンを支えてくれるだろう」

ローリングストーン誌は、「5つ星中4つ星」と評価し、「ザ・ウィークエンドは、最も魅惑的な音楽を煉獄の扉に与え、我々に注ぎ込んだ。星々の間に存在する野心とともに」と評している。

ニューヨーク・タイムズ紙は「洗練された力強い作品」と評価し、辛口で知られるピッチフォークは珍しく「10点満点中8点」のレビューを行い、「(ザ・ウィークエンドの本名)エイベル・テスファイの5枚目のアルバムは、彼のキャリアの中で最も思慮深く、メロディックで、明快なプロジェクトである」と評価している。

この新作アルバムには、タイラー・ザ・クリエイター、リル・ウェイン、クインシー・ジョーンズ、ワンオトリックス・ポイント・ネヴァー、ジム・キャリーが参加。

Written By Tim Peacock

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ザ・ウィークエンド『dawn FM』
2022年1月7日発売

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