新潟県内22市町村などで計154人の新型コロナウイルス感染症患者を確認、新潟市を含む県内1日あたりの新規感染者数は過去最多の440人

感染症対策・薬務課の星名秋彦課長

新潟県は19日、県内22の市町村で、新型コロナウイルス感染症患者が計154人確認されたと発表した。新潟市の発表分を合わせると県内の新規感染者数は440人で、1月15日の284人を超える過去最多の感染者数となる。

患者の市町村別の内訳は、長岡市26人、新発田市15人、燕市13人、五泉市12人、三条市12人、村上市10人、柏崎市10人、上越市9人、妙高市6人、聖籠町6人、阿賀野市5人、南魚沼市4人、小千谷市で4人、胎内市3人、見附市3人、糸魚川市3人、関川村2人、加茂市2人、田上町2人、魚沼市2人、十日町市2人、阿賀町で1人。

年代別では10歳未満17人、10歳代33人、20歳代26人、30歳代29人、40歳代20人、50歳代13人、60歳代9人、70歳代6人、90歳代1人。

また、これまでの感染者の濃厚接触者は70人、県外往来歴がある人は9人、感染経路不明は84人となっている。

また、集団感染としては、南魚沼保健所管内の企業関連が新たに発表された。この関連の感染者は19日分に2人いて、感染者は7人となっている。

これまで感染者が確認されている集団感染については、複数保健所管内にまたがる学校部活関連で新たに2人確認され、43人となった。村上保健所管内の地域活動関連で新たに1人確認され、21人となった。柏崎保健所管内の医療機関関連で新たに2人確認され、9人となった。三条保健所管内の学校関連で新たに2人確認され、22人となった。長岡保健所管内の学校関連で新たに3人確認され、13人となった。三条保健所管内の医療機関関連で新たに1人確認され、12人となった。

一方、県保健環境科学研究所および新潟市衛生環境研究所で実施した、1月12日から18日までに確認された新型コロナウイルスのL452R変異スクリーニング検査(検査件数186件)では、オミクロン株疑いのある陰性178件、デルタ株と思われる陽性1件となった。

また県保健環境科学研究所で陰性となったうちの24件をゲノム解析した結果、すべてオミクロン株だったという。

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